2005年3月29日火曜日

循環促進アロマバス

シドニーでは、秋を通り越して一気に冬がやってきそうに、深々と足元から冷えが忍び寄ってきています。
この時期、日によって、いや、一日のうちでも激しい気温の変化に、つい風邪をひいてしまう人も多いようです。

そんな時はやっぱり"日本人"。
家にバスタブがあれば、少ないお湯でも楽しめる半身浴+読書を楽しみます。

何度も書いていますが、アロマバスに欠かせないのが"乳化剤"
エッセンシャルオイルやベジタブルオイルがお湯の表面に浮いてしまわないよう、
市販の乳化剤かミルクなどに、あらかじめオイルを溶いてから入れます。
クレイやソルトを入れる場合でも、これらは乳化の役割は果たしてくれませんので、乳化剤+オイルは別に入れます。

しつこい風邪に随分悩まされていましたので、身体の循環をよくしながら、リンパのお掃除もしたいと思い、ブレンドは以下のとおり。

天然オイル乳化剤 10ml
エバーラスティング 7滴
ジュニパー ベリー 7滴
ローレル ベイ 3滴
ゼラニウム ブルボン 5滴
ジンジャー 3滴
ローズマリーCT3ベルベノン5滴

血液をさらさらにしてくれるオイル、エバーラスティング。
 私のアロマバスの必須の友です。
ジュニパーベリー、ローレルベリはリンパ浄化の王様ですね。
ゼラニウムはリンパトニックに加え、香り的にも心身のバランスの為にも。
ジンジャーは、全身の循環促進に。
 多少お肌に刺激のあるオイルですし、香りも強いオイルですから、これ以上は入れません。
 それでも、乳化剤を使えばジンジャーやオレンジなど、柑橘系のオイルでも、お肌への刺激はかなり軽減されます。
 私は全然O.K.です。
また、ローズマリーCT3ベルベノンをあわせることで、肝臓への負担を軽減します。

使っている乳化剤は、10mlに対し、エッセンシャルオイル2ml-4mlまでブレンドできますので、
あとは、香りの好きなものなどを気分でプラスします。
私は、1度目は、女性ホルモンの活性化にジャスミンサンバックを。
その次は、気分を和らげる為にネロリとプチグレンをプラスしてみました。

発汗お風呂には欠かせないデッドシーソルト+クレイにアロマオイルを入れたなら、お気に入りの本を持ち込み、半身浴で20-30分。
特に、ジンジャーを入れると、かなりしっかり汗が出ます。
*高血圧の方はご注意。

汗をかきたいときのオイルはこの他、シダーウッド、パインなどウッド系、
リンパトニックには、レモンや、バイオレットリーフもgoodです。
 バイオレットリーフは、高くてお風呂にはもったいない気もしますが、香りも強いので1-2滴で充分。

お風呂でしっかり汗をかいて、身体の中からお掃除です。




2005年3月25日金曜日

ハーブパウダー

hpowder.jpg
今年に入ってから、ハーブパウダーの販売をスタートしました。
一般的なハーブティーで使うものよりも、はるかに細かく粉砕されているパウダー達です。
とても軽くて、それこそ息でも飛び散りそうなくらいで、なかなか扱い注意ではあるのですが、販売スタートと同時に、予想以上に人気者です。

なかでも人気が高いのがティートリーとカレンデュラ パウダー。
ティートリー パウダーはこのblogの最初の記事でも、手作り石けんに入れたものをご紹介しました。
パウダーが細かいため、排水の心配もなく、スクラブ効果もあります。
手作り石けんには、どのハーブパウダーもブレンドして楽しめます。
特に透明タイプのものは、パウダーが見えて楽しいかもしれません。

teatreecleans2.jpg
もう少し違った形でスクラブ効果を狙うなら、クレンジングベース+ティートリーパウダーです。
よほどのしっかりメイクでない限り、メイク落としに使えるクレンジングベース。
最初は、日本人には少し脂っぽいかなぁと思っていたのですが、一度使うとリピートされる方が多いのです。
これにティートリー パウダーを少量加えると、そのまま化粧落とし+スクラブに。
ティートリー パウダーのさっぱり感もプラスされます。
ただし、あらかじめブレンドしてしまうとパウダーがしっとりしてしまうので、クレンジングベースを掌に乗せ、1回づつティートリーパウダーをプラスしましょう。

化粧落としとスクラブは別々にしたい場合には、クリームベース+ハーブパウダー+リキッドソープのブレンドが使えます。
もっとマイルドに・・・という場合は、リキッドソープの代わりにシャンプーベースを使ってください。こちらのほうがより弱酸性です。



カレンデュラパウダーも、色々にお使いいただいているようですが、
yellowcalen.jpg
私が好きなのは、疲れた肌にお勧めのイエロークレイ+カレンディラパウダーパック
お肌の回復力ダブルパワーです。

さっぱりパックに仕上げたい時は、グリンクレイ+ティートリーパウダー パック
成熟肌や乾燥肌には、ピンククレイ+サンダルウッドパウダーがお勧めです。

こちらの人々は、クリームやジェルにも加えて使うようですが、私は少し使い心地が気になりました。
日本人的にはどうでしょうねぇ?
興味のある方、是非試してリポートしていただけると嬉しいです。

その他の使い方として、シャンプーベースに加えるというのは、なかなかお勧めです。
ティートリーパウダーはさっぱりしますが、逆に少ししっとり目で、独特の香りの出るサンダルウッドが、個人的には気に入っています。

もちろん、この細かいパウダーを使って、ハーブティーのようにお湯で抽出湯を作るのも一手ですが、私なら手軽にフローラルウォーターを使ってしまうかも・・です。

お気に入りのアイデアがありましたら、是非是非お試しください。

[関連商品]
カレンディラ パウダー
サンダルウッド パウダー
ティートリー パウダー

クレンジングベースフレンチ クレイ
シャンプーベース
リキッドソープ
ソープベース

フローラルウォーター




2005年3月18日金曜日

日本からやってきた風邪

なんと、日本から"お持ちいただいた"インフルエンザにかかってしまいました。
普段から35度6分程度の低体温の私。10年ぶりくらいの39度近い熱が4日も続いた時には、心身ともにかなりやられてしまいました。

「オーストラリアのインフルエンザは6月からだよ」というオージー・ドクターに、こちらで売られている韓国産ポカリスエット(日本産は成分的に輸入できないらしい・・・)とアロマで乗り切ってみせる!・・・と頑張ったのですが、さすがに最後は少し解熱剤のお世話になりました。

[ロールオン]
ダウンしていた間中使っていたのは、少し濃い目に作ったユーカリ(ラディアタ)、ラベンサラ、ペパーミントのロールオン。
こめかみ、顎関節、耳の後から首筋にかけてと、頭蓋骨の後の付け根にぬりぬりしていました。
ベースにはファインベジタブルオイルブレンドを使いましたが、思った以上にべたつかず、一日に何度も塗っていました。
塗れば、喉痛などは楽になりますしね。

[ヴァポライザー]
ロールオンとほぼ同じブレンドにマートルをプラスしたものを。
特に寝ている間のユーカリ・マートルは、喉と気管支にとても効果的なので
これを4日間も続けていたので、さすがに香りに嫌気が・・・(^^;)

ということで5日目は、心身ともに疲れ果てたので、気分を変えようと、
ネロリ・ローズ、ゼラニウムをあわ~く。
眠りが少し楽になりました。

[うがい]
威力を発揮してくれたのは、ティートリー+分散剤のうがい。
とにかく、喉が痛くて痛くて、空気を吸うのもいやな状態だったのですが、
ティートリー3滴+分散剤30滴+コップ一杯の水
1回目は、これで丸一日、ぴたりと痛みが止りました。

こちらで売られているトローチには、麻酔薬の入ったものがあり、なめると喉がしびれるのですね。
たしかに痛みはなくなりますが、ちょっと怖い。
で、この麻酔の入っていないものを買ってくるのですが、それでも少量入っているのか、やはり喉がしびれるのです。
あまり飲みたくないのですね~
ですので、このシンプルなうがいには本当に大助かりでした。

[身体の調整]
寝ている間はとにかく、首筋から顎関節、耳の前後を通ってこめかみまでの筋肉がつるわ、凝るわで痛かったのです。
こちらはキネシオロジーでなんとかしようと調べてみると、耳の後から喉元にかけて"前部頚椎屈曲筋"という筋肉があるのですが、この筋肉は経絡で言うと胃経と関連しています。
あー、どうりで、胃がやられて、食べ物が入らなくなっていました。
この筋肉と対になっている"後部頚椎屈曲筋"と両方の筋肉に関係するポイントがちょうど顎関節のところです。どおりで顎関節の納まりがわるかった。

そこで、手っ取り早く"経絡音叉"の"胃経・脾系"で経絡を調整。
胃がキュルキュル言い始めました。

頭の中が八方塞で、すっきりさせる為に新鮮が空気が必要とのこと。
窓を開けて空気を入れ替え、庭に出て首をまわしたり、深呼吸したりしてみました。
仕上げにロールオンをくるくる・・・

実はこれで首と胃が随分楽になったのです。
色んなアプローチがあると便利です。

熱だけは、オイルを身体に入れようが、炊こうが、夜になるを8度を超えていたので、
さすがに3日目から解熱剤を数回服用しました。
飲んでも、やっぱり夜には熱が出たんですけれどね。

[アロマバス]
起きられるようになってからは、アロマバス。
たっぷりのデッドシーソルト+グリンクレイ。
オイルは、毒素排出のジュニパーベリー、血液浄化のエバーラスティング、筋肉痛にローズマリー、循環促進にパインなどを乳化剤でしっかり溶いて、少し多めに使用。
たっぷりの汗で身体をお掃除。

まだ、だるさと咳が残っていますが、明るい気持ちのアロマに切り替えて行きたいと思っています。

あ~、それにしても疲れた~


[関連商品]

エッセンシャルオイル
ファイン ベジタブルオイル ブレンド
ロールオン ボトル
ヴァポライザー
分散剤
乳化剤
デッドシーソルト
グリンクレイ




2005年3月4日金曜日

ロールオン アロマ 「レリーフ」

pro-btroll1.jpg頭痛の特効薬としてあまりに有名なペパーミント。
心身ともにリラックスさせるラベンダーとカモミール ローマンの、ある意味とってもノーマルなブレンド。
ブレンド自体がノーマルすぎるかな?とも思ったのですが、この普遍的ともいえるブレンドを、希釈して、キャップを開ければそのまま片手でもくるくる塗れる"ロールオン ボトルに入れて"持ち歩ける便利さはちょっといいかも?と思い直したのです。
このかわいさは、ちょっと人にプレゼントするにも、とても便利ですし。

ラベンダーとカモミールの甘さの中から、そぉ~っと出てくる感じのペパーミント。
この「すっきりしたリラックス」を誘う香りは、男性にも受け入れやすいようです。
仕事の合間にちょっと一息入れたい時にぴったり。

私は、こめかみよりも、後ろの首筋から肩にかけてよく使います。
メールを沢山書いた後の腕とか・・・
体温でお肌が"ヴァポライザー"の代わりをしますので(^^;)、ほんのりとした香りにも包まれて、しばし気分転換。





2005年3月3日木曜日

ロールオン アロマ 「ゴージャス」

pro-roll.jpg

WIZARDのオリジナル エッセンシャルオイル ブレンドを、ロールオン ボトルにつめて新発売しました。

この"ロールオン"はとても便利で、用途に合わせ色々作っては、家のあちこちに置いています。
たとえば、枕もとには「目覚めのロールオン」。
鏡の前には、今回発売の"スーシング"の原型「蕁麻疹用のロールオン」
パソコンの前には、「気分転換のロールオン」
バッグの中には、今回"ゴージャス"と名打って発売したロールオン。
という具合です。

希釈に使っているのは、持ちの良いホホバでも良いのですが、もう少し軽くしたかったため、"ファイン ベジタブルオイル ブレンド"を使用しました。
ROEを若干添加していますので、結構長持ちです。

このボトルを手に入れるまでは、以上の用途のものはほとんど"ジェルベース"で作っていました。
それはそれでアッサリとして、とても使いやすいのですが、
ロールオンボトルですと、オフィスや外出先などでもすっと使えて、幸か不幸か、あっというまになくなってしまいます。

ゴージャス
甘く華やかな、文句無しにお気に入りの香りです。
これまで、多くの方にジャスミンサンバックを試して頂いてきましたが、この香りが嫌いと言う人に、今のところまだ出会っていません。
ジャスミンはちょっと苦手・・・とおっしゃる方でも、インディアン ジャスミンである、別名"Mogra"(モグラ)のこの香りは、みなさん気に入ってくださいます。
"香りの女王"といわれ、インドでは花嫁の髪に塗るなど、お祝い事の香りです。

そのモグラに、これまた、インディアン ベチバーであり、"富のオイル"と言われる"Rhu Khus"(ルークス)をブレンドしています。
引き込まれそうな深いグリンのこのオイルは、ハートチャクラに対応しながらも、心身をしっかりとグラウンディングさせてくれます。

個人的にこの組み合わせはアーユルヴェーディック オイル同士では最高に好きな組み合わせです。
疲れたときや、怒りやイライラで気が上がってしまっている時、手首の内側に少し塗り、
ふぅ~~~!と香りを吸い込むと、一気に自分やその場のオーラが変る気がします。

また、個人セッションやセミナーをする前の、オーラシールドにもパワーを発揮してくれます。

この香りの不思議なところは、"高貴な気分"で居たい時にも向くのに、
"かわいらしさ"も一緒に演出してくれるところです。
"無邪気さを内に秘めた貴婦人"といったところでしょうか?

男性から女性へのプレゼントにもお勧めの自信作です。


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あとの2種についても、追々書いて行きたいと思います。
あ~、ハーブパウダーについてのリクエストもあるのでした。
今週は、おかげさまで、キネシオロジーのセミナーやセッションの予定が続けて入っているので、ぼちぼちと、できるだけ書くようにしますね。