2008年5月24日土曜日

手作りお手入れ肌の「お肌年齢」

日本で外資系のコスメを使った途端に、顔の表面に砂のような湿疹が出来て以来、無添加の化粧品以外、かぶれるようになってしまい、海外へ来たこともあって、スキンケア 製品を手作りするようになった。

数年前、元美容部員という人にその話をしたら
「手作りをしている人は、乾燥肌になりやすいので、一度売り場で調べてもらうと良いよ」
と言われ、行ってみた。

結果は・・・
「思ったより良いですね~。そんなに乾燥は見られません」
ということで、お勧めされた製品は手作りが難しいスペシャル・ケアのものでした。

市販されている本などの手作りとは、かなり成分も凝ったりこだわっているつもりだったものの、やはり美容の"プロ"に言われるとドキッとしましたが、結果的には「手作りでも、結構良い物が出来る」という"確信"を得たのでした。


ところが、少し前、またまたある"美容のプロ"の方に、
「やはりある年齢になってくると、手作りでは物足りなくて・・」
と言われ、
「なるほど、気は若くても、お肌は別かも」
などと、弱気に。

近頃流行の"ヒアルロン酸"等もしっかり使い、私なりには、自身のレシピではあったのですが・・・


そこで、またしても売り場カウンターへ。
メーカーは、20代の頃愛用していたところで、今も変わらず同じ製品を、なんと同じ価格で販売し続けているところ。ただし、聞いて驚いたのは、ブランド毎別のメーカーに吸収されていた。

「お肌チェックにはどうしても必要」と言われ、しぶしぶ年齢を書き、まるで検眼機のような機械に顎を乗せ写真を撮られる。

コンピューターに分析結果が出てくるが、表示は全て英語。
「・・ということは、この機械を世界に送り出しているのですね」
というと、世界のショップはもちろん、皮膚科でも使用されつつあるのだとか。いやぁ、大手メーカーに」吸収された甲斐があったものですねー。凄い開発&営業力。

などと感心していると、美容部員のお姉さんは着々と分析を。

「思ったより、状態はいいですね~」
「ほんと!」

そこには、毛穴、しわ、くすみ、きめの項目毎に、"肌年齢"が表示されている。
毛穴、しわ、きめは、なんと実年齢マイナス10歳!!!
やったー!
唯一、くすみが、それでも実年齢マイナス5歳。

日本に来てからそろそろ1ヶ月。正直、お肌の乾燥は少し気になっていた。なぜなら、日本に居るとファンデーションを使うため、毎晩クレンジングをするため、肌がすごく乾燥し、疲れる。・・・気がする。

が、なんの!なんの!
「お肌の潤い状態は、いいですよ~」
とのこと。

むしろ、「毛穴の奥の汚れが取り切れていません」と。
1つは、毎日ファンデーションを塗るからかと思われる。
もう一つは、洗うと肌が乾燥するため、洗顔、クレンジング1体型もののを使っているのだが、「化粧落としには、必ずオイルを使ってください」ということだった。
近年、ファンデーションはどんどん進化し、落ちにくくなっている。
つまり、本気で落としたいときも、しっかり本気で落とさなくてはいけないということらしい。

私的には、かつてのオイルクレンジングの方が、肌を乾燥さえるイメージだったのだが、こちらも随分改良されているのだそう。
そりゃそうだ。

道理で、WIZARDで販売しているクリームタイプのクレンジング・ベースが売れるわけだ。私はどうも脂っぽくて・・と思っていたのに、とにかくあの製品は、売れる。"どうして?"と思っていたワケは、ここにあったらしい。
残念ながら、今は持ってきていないので、これは適当なオイルクレンジングのゲットが必要かも知れない。
けれど、帰ったら、もう一度あのクレンジングを試してみよう。


それにしても・・・
日本にいる間は、UV用の下地と、ナチュラル・パウダーはつけるが、オーストラリアにいる間は、ファンデーションはもちろん、下地も付けない。
UVクリームは、肌に負担のかかる物がおおいので、日常生活では使わない。
外にいる時間が少し長い日は、ホホバオイルを軽く塗り、ティッシュオフするだけ。
朝も晩も、化粧水、ジェル、クリーム、That's it!。

こんなスキンケアで、かれこれ8年お手入れしてきた40代の肌。
多少、問題があれば、手作り成分の見直しも・・・
と思っていたが、今回で2回目の結果を得て、ちょっと満足♪

たしかに、化粧水にも、ジェルにも、そこいらのレシピにはない、かなり色々な成分を入れてはいるけれど、正直、想像以上の好成績。
ちょっと、自信を持っちゃいました。

代替医療を受けている人は、たまに西洋医療機関で検査を受けることが大切だけれど、手作りスキンケアをしている人も、たまには化粧品カウンターでチェックを受けるのも良いかもしれない。
まー、それなりの費用は必要かも知れないけれど。

でもね・・・
美容部員の方々は、本当に専門知識をお持ちですから、授業料として十分元は取れている。

日本にいる間に、乾燥しないオイルクレンジングの研究をして帰ろうっと♪