2005年1月30日日曜日

花粉症・・・ですか?

花粉症が話題になり始めていますね。
今年は花粉が多いとか。
そう言われれば、どうも私も花粉症のような気が・・・してきませんか?
情報に引っ張られないでね~


さて、以前お話した"分散剤"。
エッセンシャルオイルを使ったスプレーを作るときにも大活躍です。

ユーカリ オーストラリア(ラディアタ) 10滴
ティートリー 10滴
ラベンサラ 5滴
分散剤 12.5ml(250滴)
をしっかりブレンドし、最後に
カモミール ジャーマン ウォーター を全部で50mlになるように。
小さなスプレーボトルに入れてバッグに忍ばせておくと、いつでもどこでもべんりです。
ウォーターは、蒸留水でもいいのですが、
せっかくなので精油だけでなくフローラルウォーターも使っては?と。
ティートリーウォーターやカモミール ローマンウォーター、ブラック スプリュースウォーターでもいいですね。

小さなお子様の予防であれば、フローラルウォーターだけのブレンドも便利。
なお、ペパーミント、ユーカリウォーターは4歳未満のお子様には禁忌です。

このスプレーは、ちょっとアレルギーっぽい時、風邪を引いた時のお部屋の浄化などにも使えます。


この他、花粉症には、ジェルにエッセンシャルオイルをブレンドしたものを鼻に塗るというのも便利です。
鼻に直接香りを入れてしまうのですね。
ジェルだとべたつかないし、濃度調節もできますし、ブレンドも可能。


もっと手軽に・・・と思う人は、
ティシュを4つに折ったその角にティートリーかユーカリ ラディアタを1滴。
エッセンシャルオイルを落とした部分が内側になるようティシュを細長く折って、
そのまま鼻の穴へ入れては大きく息を吸う(^^;)
大胆ですが、脳へも肺へも刺激は最大です。
(子供には刺激が強すぎますので、向きません。)

本当は、これに近いことができるスティック ボトルを見つけたのですが・・・
高くなりすぎて販売断念したのでした。


[関連情報]
ユーカリ オーストラリア(ラディアタ)
ティートリー
ラベンサラ
分散剤
フローラルウォーター
ミニスプレーボトル
ジェルベース




2005年1月29日土曜日

新しいおもちゃ!?

poqueなるものを見つけたので、貼り付けてみました。

最初は、間延びしたへんてこな画像で出るかと思いますが、"エントリーリスト"の右横をクリックすると、最近のタイトル一覧になります。
綺麗な写真をたくさんアップしているblogだと良かったのですが・・・
まだ、写真は少ないですからね~

その上、デジカメが壊れてしまって、今写真が撮れません(>_<)
新しいデジカメは、どう考えても日本製が良いですし、それなら日本から買いたいですし・・
(日本で買った方が良い機種が安く手に入るので)
ということで、ちょっと時間がかかるかもしれません。

それまで、文字でがんばりますね。





2005年1月25日火曜日

フローラルウォーターに関する書籍。

フローラルウォーター/ハイドロゾルに関する書籍は少ない。

少し前までは、この本がフローラルウォーターについて書かれた唯一の本だった。
昨年7月に日本語版が出たようで嬉しい限りだが、フローラルウォーターについて詳しく知りたいと思うと、今となっては少し物足りない。
むしろこの本の面白さは、エッセンシャルオイルの植物名の解説にあるといえるだろう。

エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375
ジニー ローズ 飯嶋 慶子

BABジャパン出版局 2004-07
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おすすめ平均 
1冊でEOとハイドロソルの事がわかります!

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2001年に、カナダのスーザン・カティがハイドロゾルについての活用を発表、英語版の"Hydrosols"が出版され、一躍注目を浴びた。
これまでに無い画期的な、フローラルウォーターについての研究と活用法だった。
これは、いまもこれまらもバイブルとなる1冊になると思われる。

丁度私も、禁忌の多いエッセンシャルオイルより、禁忌の少なく、"水"という性質から"エナジェティック ヒーリング"に向くのはむしろフローラルウォーターではないか?あるいは、内服が可能なのでは?と興味を持ち始めたときに、このカティ・スーザンが来豪、シドニーでセミナーを行った。
それは本当に小さなセミナーではあったけれど、これまでに無いめくるめく内容に感動の2日間だった。
当時の参加者は、アロマセラピーの講師が多かった。


ハイドロゾル―次世代のアロマセラピー
スーザン・カティ

フレグランスジャーナル社 2002-06
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そして昨年末、イギリスからレン・プライス&シャーリー・プライスがフローラルウォーターについての本を出した。(ただしまだ英語版のみ)
彼ら曰く「フローラルウォーター」も「ハイドロゾル」も正確ではなく「ハイドロラット」と呼ぶのが正しいというこだわりも興味深い。

フローラルウォーターの構成成分についてと、実践的な処方について幅を広げたい方向きと言える。

Understanding Hydrolats: The Specific Hydrosols For Aromatherapy : A Guide for Health Professionals
Len Price Shirley Price Katja, Ph.D. Svoboda


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[お勧め書籍]





2005年1月15日土曜日

ビタミンC セーラム

シドニーは今夏。
特にここ2-3日は日中30度を超え、ちょっとこたえています・・・
(エアコンありませんので・・・)

シドニーの夏は、気温は上がっても湿度は日本ほど上がらないのが特徴です。
からっとしているので、陽が落ちれば涼しい風が吹くのは救い。
熱帯夜はほとんどありません。
ところが、オゾンホールに近い為か、日中の太陽光線はじりじり強く、肌の表面から身体の水分を奪われている感じで、お肌はむしろ夏の方が乾燥するくらいなのです。
でも暑いので、できればクリームはあまり使いたくない・・・
とは言え、ビタミンCは使っておきたい・・・

そこでちょっと思いついたのが"ビタミンC セーラム"です。
serum
[レシピ] 
レシチン乳化剤 30ml
セントジョンズワート ウォーター オーガニック 10ml
センテラ オイル 1ml
ビタミンCパルミテート 1ml


ジェルベースより油分保有量の多いレシチン乳化剤に、脂溶性のビタミンCパルミテートをブレンドしたもの。

最初はこの2つのブレンドだけだったのですが、ちょっと濃すぎて伸びが今ひとつ。
そこで、やはり美白を目指してセンテラオイルとセントジョンズワートウォーターをプラス。ちょっと伸びが良くなりました。

これを、このごろお気に入りのセーラムボトルに入れ出来上がり!
冷蔵庫保存必須ですが、化粧水、ジェルの後に、冷蔵庫から3プッシュ。
冷たさも気持ちよく、適度なオイリーさが肌をカバーしてくれます。

このセーラムボトルがまた良くできていて、中身が減ると底の透明な部分がどんどん上がってくるのですね。
ですので中身が空気に触れる機会が少ないのです。
よくできていますね~
写真のものは40mlサイズの容器なのですが、近々30mlタイプを発売予定です。
レシチンやジェルとフローラルウォーターなど、とろっとしたものを入れるのにはとても便利です。

日本は今冬ですので、ちょっとピンときにくいかもしれませんが、
クリームは苦手だけれど、乾燥肌で美白をしたい時には、なかなかお勧めのセーラムです。
ウォーターの分量を調節すると、さらっと感を変えられます。

ちょっと面白い美容液でした。

[関連]
レシチン乳化剤
セントジョンズワート ウォーター オーガニック
センテラ オイル
ビタミンCパルミテート
セーラム ボトル 近日発売予定




2005年1月12日水曜日

エッセンシャルオイルでうがい&喉スプレー >分散剤を忘れずにね♪

年明け、しかも夏だというのに風邪をひいてしまい、喉は痛いわ、熱はでるわ・・・
で、かなり弱ってしまいました。
私の風邪はいつも喉から始まるのですが、その時に活躍してくれるのが、
トローチ代わりのビタミンCタブレット+ティートリー、
ティートリーうがい&スプレーです。

今日は、このティートリーでうがい薬やスプレーを作る時に欠かせない「天然オイル分散剤」について書きたいと思います。

きっかけは、日本でアロマの講師をされている方からメールでもあります。
(なんだか、ラジオの投書コーナーみたい?)
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授業で「精油をそのまま使用しないように」と分散剤の存在を生徒さんに教えたところ
生徒さんが分散剤を買おうと某ショップへ。
ところが、そこで販売員さんは
「精油を直接入れても全く問題ないですよ」
とあっさり。
ショップでこんなこと教えるなんてあんまりです。
絶対に事故が置き難いんですよ、分散剤とか乳化剤使った方が・・・
セルフケアのアロマ以前に店で使う人には徹底して教えた方がいいと
思っていて・・・
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「天然オイル分散剤」
もともとは、フランスでエッセンシャルオイルの内服用に作られた、大豆レシチンをベースとした製品です。

よく!?
「エッセンシャルオイルを紅茶に1滴落として・・」
なんて話を聞いたり読んだりしますよね?
これ、実はとても危険なのです。

ご存知の通り、オイルと水は混ざりません。
ほんの1滴・・と思われるかもしれませんが、紅茶の上に落とされた精油は、一見混ざったように見えても、油のかたまりとなり表面に浮きます。
これを飲むと、唇や口の中にこのオイルのかたまりがついてしまうことがあり、場合によっては炎症を起こします。
たとえば、ティートリーは、直接肌に使えるオイルとも言われていますが、
誰でもと言うわけではなく、やはりまけてしまう場合もありますし、ましてや口の中など、粘膜部分はとても敏感です。

これはお茶にかぎらず、うがいぐすりや、アロマバスなどにも同じことが言えます。

そこで、是非是非忘れずに使っていただきたいのがこの
「天然オイル分散剤」オイルを水を混ざりやすくしてくれる媒介の役割をします。

「天然オイル乳化剤」とのもっとも大きな違いは、分散剤は"水中油"型であることです
マーガリンの説明などで聞かれたことがあるかもしれませんが、
水と油を混ぜる時に、"水中油"と"油中水"の2つのパターンがあります。
水中油--水の中に油を分散させる。油分子の周りを水が取り囲むため、
    出来上がりは水に近いさらっとした仕上がりになる。
油中水--油の中に水を分散させる。水分子を油が取り囲むため、
    出来上がりは少し油っぽく、しっとりとした仕上がりになる。
分散剤は、この前者"水中油"型なのです。


もし、お茶にエッセンシャルオイルを入れて飲もうと思われるのであれば、
先に、エッセンシャルオイル1滴に対し、分散剤10滴を合わせしっかり混ぜ、
それからお茶に注ぐ、またはその上からお茶や水を注ぎ、よく混ぜて飲みます。
こうすることで、表面に浮くオイルのかたまりをへらし、唇や口内についてしまう可能性を大きく減らすことができます。

お茶に入れるもので、分散剤の代わりにできるものは、
ミルク(牛乳)
はちみつ
などがあります。いずれも、ただエッセンシャルオイルを落とすだけでなく、
お茶に入れる前にしっかりと混ぜてくださいね。


うがい薬も同様です。
エッセンシャルオイル1滴+分散剤10滴を混ぜてから水と合わせます。

うがいを毎日励行していて、たくさん使いたい場合は、
エッセンシャルオイル1ml+分散剤10mlをドロッパー付ボトルに作っておき、
コップ1杯の水にこのブレンドを10滴落とせば、エッセンシャルオイル1滴分を入れたことになり、便利です。このブレンド10mlで20回うがいできます。
エッセンシャルオイル+分散剤+水
を作っておけばもっと便利♪と思われるでしょうけれど、
残念ながら、先に水までブレンドしてしまうと、水が腐敗しやすいため、あまり長持ちしません。
できればその日のうちに使うことをお勧めします。


この「うがい原液」ができてしまえば、同じようにスプレーをつくり、喉スプレーにも応用できます。


化粧水も同様。
エッセンシャルオイル+分散剤
を作ってからフローラルウォーターなどとブレンドします。
先に書いた通り、"水中油"タイプの分散剤は、さっぱりとした化粧水を作るのに向いています。
しっとりとして化粧水には、乳化剤が向いていると言えるでしょう。

口に入れることのない化粧水などの場合は、
同じような分散・乳化作用を持つほかのものでも代用できます。
WIZARDの製品で言えば、
天然オイル乳化剤
レシチン乳化剤
ジェルベース 
(市販のジェルすべてに分散作用があるわけではありませんのでご注意ください。)
などがそれに相当します。

最後に、アロマバスですが、
WIZRDでは、バスには、分散剤よりも乳化剤をお勧めしています。
理由は3つ。
1.バスはしっとり仕上がる方が良いので。(好みあり?)
2.バスオイルには、エッセンシャルオイルのみでなく、ベジタブルオイルもブレンドする場合があるので。この場合は分散剤ではパワー不足。必ず乳化剤を使ってください。
3.分散剤は乳化剤の何倍も高いから!!!


たった1滴のエッセンシャルオイルですが、エッセンシャルオイルは"濃縮"された植物オイルです。
決して1滴を甘く見ないでください。
また、分量を多くすればいいというものでもありません。


アロマをご家庭で安全に楽しみたい方はもちろん、
プロとして講師や販売、あるいは処方をしていらっしゃる方々にも、
是非認識していただきたいと願ってやみません。

エッセンシャルオイルは決してそのまま入れないでくださいね★




2005年1月9日日曜日

未熟児とバニラ

今日のシドニー モーニング ヘラルド(シドニーの朝日新聞?)の記事からです。

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「甘い香りは、赤ちゃんの呼吸を楽にする」

フランスのドクターが、未熟児の無呼吸に薬は効果がなく、バニラ エッセンスを枕に落とすことで36%減少させることができたと発表した。

嗅覚の発達は早く、未熟児でも香りには敏感であるということはすでにわかっており、未熟児に有害な香りをかがせいなようにしてきたが、有効な香りの研究は始めてであると。

母親の臭いがあると泣き止むという報告もある。

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人間は、生まれながらにして"甘い香り"がすきなのでしょうか?




2005年1月6日木曜日

お目覚めオイル

朝の覚醒がどうもうまくいかない・・・

「あ~、疲れた~」
と思ってなんとなく目を開けるものの、身体と意識賀が起きてくるまでに20-30分、実際に起き上がれるまでにさらに20-30分ほどかかる。
昔は低血圧だったけれど、今は特に低血圧ということもない。

この覚醒をもう少しすっきりできないものか・・・?と思い、
ロールオンを作ってみた。

ベースオイルに、
タイム リナロル
ラベンサラ
ローズマリー ベルベノン
ローズウッド
プチグレン

目覚めとともに手首に塗り、身体が起きるまで、何度か鼻の前で振る。
別に、ティッシュに落としてもいいのだけれど、
肝・腎・免疫系ブーストの目的もあるので、身体に入れてもいいかなと。

1度目の香が鼻から頭にぬけ、脳は割に早く目覚めてくれる。
あとは、身体を起こす為に、ゆっくり2-3回。

一気にお目覚め!
と言うわけには行かないけれど、す~っと起きる感じが、ちょっと気に入っている。