2006年2月13日月曜日

ヘリクリサム ウォーター

ナント、元旦から2つ目の記事です・・・エヘヘ(^^;)

待ちに待っていたフローラルウォーターが入荷しました。
セントジョンズワートヘリクリサムウォーターです。
この2つ、なんと、知らない間に価格が大幅に上がっていて、請求書を見て愕然。
あまりの高さに、一瞬取り扱いを止めようかとも思ったのですが、セントジョンズはすでに安定した人気を持っていますし、何より私がとても気に入っているウォーター。
いまさらお肌に欠かせません。

そして、今回新しく入れてみたヘリクリサムウォーター
別名、エバーラスティングともイモーテルともよばれているもの。
実はこれ、これまでにも何度か注文を入れていたのですが、なかなか手に入らず、やっと注文できた商品なのです。
にもかかわらず、一緒に届いたのは驚きの価格の請求書(>_<)
(手元の価格表と全然違うのです・・・)
こちらも一瞬ひるんだものの、やっとめぐってきたチャンスなので、この際思い切って入れてみることにしました。

ヘリクリサムのエッセンシャルオイルは血をさらさらにすると言われ、いまや私のバスオイルには欠かせないオイルとなっています。(高血圧の人には向きません)
それが今度はフローラルウォーターで使えると言うことで、早速いつもの化粧水にプラスしてみることに。
まだ、使い始めて3日目くらいですし、それだけでいきなりお肌が変わった!!!・・・なぁんてことはありませんが、香りもちょっとこおばしく、なかなかいい感じです。

今回の大まかなレシピは下記の通り。
ローズウォーター ターキー
セントジョンズウォーター
フランキンセンスウォーター
ヘリクリサムウォーター
リポゾーム
小麦アミノ酸リキッド
ジェルベース


血行を良くしたいお肌に向くのがこのウォーターなので、冬のお肌や成熟肌にはとてもお勧めです。

同じ理由で、皮下内出血、つまり打ち身の解消にも良いようです。
青くなってから時間が経ち紫色のまま残っている打ち身には、ヘリクリサムにシスタスをブレンドするといいでしょう。
シスタスのエッセンシャルオイルをブレンドする時には、天然オイル分散剤がお勧めです。

もしそこに怪我をした時の心理的ストレスも残っているなら、カモミールローマン(ウォーターまたはエッセンシャルオイル)や、ネーデルランド フラワーエッセンスの"テラ"をブレンドすると良いでしょう。
ただ、フラワーエッセンスをブレンドする時は、分散剤は併用しない方がいいと思います。

あとは、口腔ケアに活躍してくれるウォーターですので、クローブウォーターなどとブレンドしてうがいをしたり、クレイ 歯磨きの溶き水にもお勧めです。

そんなヘリクリサムウォーター、限定販売です。
興味があれば是非一度お試しください。




2006年1月2日月曜日

あけまして おめでとうございます

おやおや・・・前回の書き込みはなんと10月、帰国前に書いたっきりでした。
あきれるほどのマイペースなblogではありますが、決して忘れているわけでも、やめたわけでもありません。

書きたいことをふと思いついたりするのですが、どうもそこから実際に書くまでにとぉ~~~っても時間がかかるタイプなのです、私。
気軽にぽぃぽぃっと書けるといいのになぁとも思うのですが、ま、それも性格なのでお許しを。

そんなわけで、今年も、相変わらずのんびりペースになると思いますが、ぼちぼちとい書いてゆきますので、どうぞよろしくお付き合いの程、お願いいたします。


ショップの方は、17日(火)より通常営業に戻らせていただきます。
また、えらく長いお休みですねぇ・・・と"ご感想"!?も頂いておりますが、日本帰国中はショップは休めど、私自身はセミナーなどで決してずっと休んでいるわけでもないのです。
私自身の充電も含めて、少ししっかり休憩をさせていただこうと思っていますので、どうぞお許しを。

・・・なはずなのですが、
現実は、日々価格改定との格闘。
セミナーの実施。
受けたセミナーの復習や、自分自身の勉強のテストやアサインメントの時期にも入っており、
なかなか、「今日は仕事は何もしない!!!」と宣言してはみるものの、実現できた日は今日まで一日も無いのが現状です。
・・・これ、私の悪い癖でもありますね。
そんな私ですから、今飲んでいるホメオパシック レメディは"Nux-v"。
(これはワーカホリックのレメディです。)
もう少しでこれを終えたら、今度はエッセンスだけに切り替える予定です。

さて、今年もこれまでの素敵な出会いを大切に、そして新たな出会いに胸をふくらませ、愛と光に満ちた一年でありたいと思います。

そして、これを読んでくださった皆様にも、愛と光が届きますように。




2005年10月14日金曜日

小麦アミノ酸入り 化粧水

 10月から、WIZARDで色々なエキストラクトを扱うようになった。
 これまでパウダーで出していた"シーウィード"やシルクアミノ酸なども、使用目的によってはエキストラクトの方が使いやすいと思ったので。

 従来、シルクアミノ酸をパウダーで扱っていて、化粧水やジェルに入れるととてもいいのだけれど、ウォーターに入れるとダマになりやすく、水分を吸収しやすいので保存している間に固まってしまうという難点があった。その後"ロイヤルゼリーパウダー"を扱い始め、こちらは比較的扱いやすい為、今でもお勧めしている。
 そこへ、"小麦アミノ酸"をリキッドで見つけた。リキッドなら、フローラルウォーターにも化粧水にも混ざりやすいし、シャンプー・コンディショナーベース、クレイパック、バスオイルにも使える。もちろん、石けん作りにも使える。ということで早速お試し。

 今一番気に入っている化粧水レシピに、小麦アミノ酸を加えてみることにした。

ローズウォーター ターキー 40ml
フランキンセンス ウォーター 20ml
セントジョンズ ウォーター  20ml
リポゾーム 5ml
レシチン乳化剤 5ml
ジェルベース 10ml
ロイヤルゼリーパウダー 1ml
小麦アミノ酸 エキストラクト 1ml


 あとはその時の気分で、アロエジュースベチバー ウォーター、を追加することもある。

 これを、ミストタイプのスプレーではなく、ローションのように出てくるボトルに入れ、たっぷりと手にとって、顔、首、手などに入れてゆく。

 ミストにして顔に吹き付けてしまうと、肌の奥へ入れにくいし、肌の表面に蒸発すると逆に乾燥を起こしやすくなる。手のひらに溜まるくらいプッシュして、両手をこすり合わせ、丁寧に顔などにおさえこんでゆくと良く入る。

 セントジョンズワート ウォーターは、少しながら美白効果があるといわれており、使われた方からも報告を頂いている。けれど、あくまでも"ウォーター"なので、ブレンドするとすれば化粧水かジェルということになる。
 
 ここでジェルベースをいれるのは、化粧水にとろみを出して美容液のような仕上がりにするため。あまり入れすぎるとポンプから出てこなくなるので、1/3-1/4くらいまで。これは、使っているジェルベースが、一般的なジェルに使われている増粘剤"カルボマー"を含まず、イースト菌によるジェルだからというのもある。
 このジェルは軽い分散剤としての役割も持っていて、水分としっかり良く混ざる。
 また、カルボマータイプのジェルが肌の表面を潤すのに比べ、このジェルはむしろ肌の奥に入り、奥から水分補給してゆく感じになる。確かに表面が潤うと、つけた後のさわり心地は凄くいいのだが、その分奥への浸透が弱いので、本当の意味で肌に水分補給されにくい面がある。

 さて、小麦アミノ酸を入れた化粧水
まず驚いたのは、トロミがさらに増していること。
手にとったとき、トロッとして凄くいい感じに仕上がっている。
そのままの肌感覚で、顔に塗りこんでいく。リポゾームとジェルベースの組合わせで、ウォーターだけよりもはるかに浸透が良い。
これまでよりもさらにゴージャスな感じの、ほとんど美容液に近いものになった。
ん~~~!good、good!

 私は、基本的に化粧水にエッセンシャルオイルベジタブルオイルは入れない。十分すぎるほど"成熟肌"ではあるけれど、このレシピは十分にしっとりするし、この後ジェル・クリームを使うことで必要なものはすべて補えるから。
 また、フローラルウォーターにエッセンシャルオイルやベジタブルオイルをブレンドしようとすると、どうしても分散剤か乳化剤が必要になり、できればこれらは顔にはあまり使いたくないので。(クリームは仕方ありませんね)

 小麦アミノ酸は化粧水づくりの必須アイテムとなった。
 ただしこれ、見た目も香りも"黒酢"に近く、入れすぎると酸っぱいにおいの化粧水になるのでご注意。

素材は全てWIZARD.jpgにて取扱っております。

11月は日本にてセミナー





2005年9月15日木曜日

大人になっても脳細胞は増える!?

人が普通に起きているとき、脳波はβ波(ベータ波)になるといわれている。
お風呂に入ったり、リラックするしている時はα波(aアルファ波)、眠っている時、熟睡直前に出るのがθ波(シータ波)と。

ものを記憶する時にも出るのがこのθ波で、これが海馬に伝わると、結果として脳細胞が増えるのだという研究発表を、東大、脳科学の助教授と大学院生が、15日付の米科学誌「ニューロン」に発表するというもの。
これはラットでの実験結果だが、助教授によると、「人も学習しているときに海馬からシータ波が出ているとの研究がある。勉強すると頭がよくなる仕組みがわかった」とのこと。

人間の脳細胞は、ある程度の年齢に達すると、後は減ってゆくだけといわれていたが、今回の結果から、大人であっても、学習すればするだけ脳細胞は増える希望が出てきたことになる。
そういえば、最近では大人のためのドリル本やソフトが増えてきている。
普段使わないところの脳を使うのは楽しい。


身体もじっとしているより動かした方がいいのと同じで、脳も、じっとさせていないで、動かせば動かしただけ活性化されるということのようだ。


一般的に勉強する時に使うと良いとされるエッセンシャルオイルは、ローズマリーやバジルどがあげられる。
が、これらは、どちらかというと集中力をアップさせるといわれているもので、β波を誘発するとされている。

脳細胞を成長させるとされるシータ波を誘発するエッセンシャルオイルは、
レモンジャスミンラベンダーバーチ(しらかば)
なんだとか。
レモンが最もすぐに効果を表し、消えるのもゆっくり。
バーチは、効果が出るのはゆっくりだが、長く続く。
ジャスミンラベンダーは、バーチよりは早く効果が現れるが、香りがなくなると効果もすぐに消えると。

僧侶が長いマントラを覚えるのに使ったといわれるブラミも、興味深い。

これまでの見方を少し変えてみるのも良いかも知れない。

新しいことが一気に押寄せて、頭の中が消化不良になりつつある時に、一晩おくか何日か経つと、自分の中ですっきり消化できたという経験は無いだろうか?
私はこのパターンが得意で、迷ったり物事がうまく纏まらない時は、いつまでも考えないで、"寝かせ""熟成させる"。意識ではそのことについて考えていないつもりでも、無意識はちゃんと考えている。
実はこんな時に、脳細胞が成長しているのではないかと思う。

音による誘導で、シータ波を誘発する装置というのもある。

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実は、10年位前に脳波に興味を持っていた頃、当時は自力で素早くα波状態になれる練習をしていたことがある。その時に、これらに似たような機械を買い、自分の状態を知るのに使っていた。

自力でできるシータ波状態としては、深い瞑想に入った状態であったり、ひらめきの瞬間だとも言われている。
いつでも、どこでも、意識的にこういう状態を作り出すことができるのは、それはそれで便利だが、何かをしながらそれを維持することは難しい。

これからは、これまでと少し趣を変えて、レモン、ジャスミン、ラベンダーのエッセンシャルオイルを炊きながら勉強してみることにしよう。




朝日新聞より
勉強したら脳細胞増える マウスですが…大人にも希望?

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2005年9月6日火曜日

父親との関係性を考える

ず~とご要望を頂いていた、ネーデルランド フラワーエッセンスの単品販売が、やっとできるようになりました。
とはいえ、これらはまだ"ブレンドボトル"。
最終的には、一つ一つのフラワーエッセンス、つまりシングルボトルの販売をしたいと思ってはいるのですが、これには少し時間がかかりそうです。
とはいえ、今すでに並んでいる13種類のボトルは、どれもとても意味の深い、魅力的なものばかりです。

これまでにお使いいただいている方の感想が届いているので、少しづつご紹介してゆきたいと思います。

まずは、"サンフラワー"を飲まれたS.H.さん。

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フラワーエッセンス、早速試してみました。
父親に対してずっと抑えていた怒りを、
もういい加減、解き放ちたいと思っておりました。

父を悪く思いたくないという気持ちが強くて長いこと自分の本音を誤魔化していたのですが、
複雑な思いがありました。

エッセンスを飲んだ後、父もまた、自分の父や母に対して色々あるのであろう、
そしてそれは私と違って多分無意識なのだろう、という気持ちが浮かんできました。
怒る気持ちもようやっと失せてゆくような気がしています。

飲んだ途端、すーっと何かが軽くなったのがはっきりと感じられました。
バッチも以前愛用していて、困った時には助けてもらっていたのですが、
このサンフラワーは今の私にはとても良い助けになるように思います。
ありがとうございました。御礼申し上げます。

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怒りや恨みなど、"マイナス感情"といわれるものを、身近な人や愛している人に感じた時、人は無意識に自分の感情を否定しようとすることがあります。
「そんな感情は、感じていないわ」と。
でも、自分の心の奥底、無意識は誤魔化せないのです。
自分の感情を否定すればするほど、自分そのものの否定になってゆきます。

また、親との繋がりは、自分自身の自立と深く関わり、第3チャクラと関係します。
S.H.さんにとって、"サンフラワー"のエッセンスは、そんな感情の解放の手助けをしたように感じます。

フラワーエッセンスは、同じエッセンスであっても、その人の持つ課題により、働き方、現れ方は一概ではありません。
でも、自分でテーマを決め、そのことと向き合おうと思ったとき、エッセンスはきっと助けになってくれるでしょう。

S.H.さん、ご感想、ありがとうございました。

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2005年8月13日土曜日

妊婦の魚介類摂取に関する厚生省の発表

突然ですが、妊婦の魚介類摂取のお話です。
アロマと直接関係あるわけではありませんが、こういった一般的な医療情報についても、知っておきたいこととして、気がついたら書いていきたいと思っています。

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日本では、「妊娠したらお刺身は控えなさい」等と言う話は、聞いたことがありませんでした。
ところが、オーストラリアでは、妊娠すると医師から「生魚を食べないように」という指示を受ける・・・という話は、よく聞いていたのです。
「そんなこといってたら、日本人はどうなるのよねぇ~」
と、最初は単に「所変れば・・」的に軽く聞き流していた。

やはり、ある妊娠した友人は、これはチャンスと、オージーの医師に「どうして食べてはいけないのか?」聞いてみた。
このあたりがちょっとした心構えですね。
「変ね~」と思いつつただ聞いているのと、理由について1歩踏み込んで尋ねてみるのとでは、随分と理解も変ります。
その時先生は「生魚には水銀が多いからですよ」
と答えました。
私たちは、いぇ、わたしは・・かもしれませんが、生魚に水銀が含まれている・・・という認識では食していませんでした。

しかし、それが本当なら、単に"文化の違い"でもなんでもなく、本当にやめたほうがいいように思いますよね。
でも、日本では何も言われていない。
不思議だなぁと思っていました。

日本の厚生省も、
介類等に含まれる水銀について
見直しと審議をしていたようで、上のリンクからその経緯がうかがえます。

そして、昨日、2005年8月12日に
「妊婦への魚介類の摂取と水銀に関する注意事項(案)」を、まとめています。(リンク先はPDFファイルです)

また、これに関するQ&Aも同じくPDFファイルで提供されています。

今回の内容では、魚介類摂取によるメチル水銀の影響を受ける可能性は、お腹の中にいる赤ちゃん、つまり胎児に限られるとしてます。それも特に4ヶ月以降が要注意ということなので、妊娠初期にこれらを口にしたから、すぐに胎児に影響がある・・というものではないと書かれています。
なお、乳幼児や大人は基本的にはメチル水銀は体外排出され、母乳を介しての摂取は、濃度が低くなるとされています。

今回対象としてあげられた魚介類は以下のとおりです。
●バンドウイルカ (食べたことありません・・・)
 1回80gとして2ヶ月に1回まで
●コビレゴンドウ
 1回80gとして2週間に1回まで
●キンメダイ、メカジキ、クロマグロ、メバチマグロ、エッチュウバイガイ、ツチクジラ、マッコウクジラ
 1回80gとして1週間に1回まで
●キダイ、クロムツ、マカジキ、ユメカサゴ、ミナミマグロ、ヨシキリザメ(筋肉)、イシイルカ
 1回80gとして1週間に2回まで
※ツナ缶は問題なし
※日本国内に流通しているエビ、サケ、タラについては、特に注意を必要としない。
 (これらはアメリカで注意が出ているそうですが、あくまでも日本国内流通分においては問題ないとの見解。)

見て分かるように、ごくごく一般に口にするような魚介類はほとんど含まれていません。
業界類の栄養について強調され、関係業界への配慮も感じられます。

ところで、オーストラリアでは、一時"ひじき"の輸入が出来なかった時があったのだそうです。
これも実は、ひじきに含まれる水銀濃度が、オーストラリアの基準を超えていたことが原因だったとか。
最終的にどのような解決になったのか、詳しくはわかりませんでしたが、現在では輸入可能になっています。
ひじきはこれまで"身体に良いもの"とばかり認識をしてきましたが、そういう認識も少し必要なのかもしれませんね。

*この記事は、同じ話題を書いておられた"まったりE2K2"さんの記事へトラックバックさせていただきました。







2005年7月5日火曜日

NEW トルコ産ローズ、ネロリ、そしてエジプト産ジャスミン ウォーター

2年程前のある日、「トルコ産のローズウォーターが入ってるんだけれど・・・」
と、ある仕入先がサンプルを渡してくれた。
それまで扱っていたローズウォーターは、もちろん十分に良い香りだったのだけれど、トルコ産のローズはより甘さが強い。
"甘い香り好き"な日本人にはたまりません。

しばらく、ローズウォーターをトルコ産に切り替えていたのですが、日本への帰国から戻ってきたある日、
「あのローズウォーターの生産者がいなくなってしまったの。どうしているのかもわからなくて・・・」
「残っている在庫は無いの?」
「残念ながら、もう全然無いのよ」
「お願い、また探してー!」
この会話を境に、ウォーターの人気を一気にさらっていたトルコ産ローズウォーターの販売は終わった。

でも彼らはめげていなかった。
少ないつてを辿りながら、トルコ産を探しつづけていた。
先月、日本から戻ってきて顔を出すと、
「新しいローズウォーターがきたのよ!」
と目を輝かせて、サンプルを私に差し出した。
シュ~~~!
「あ~~~、この香り!!!これを待っていたのよ~~~!」
「実は、今回、新しいネロリもあるの・・」
「サンプルはある?」
「まだ、届いてないの。でも、必ず来るわ。」

そして2週間。
実はまだ価格も決まっていないし、ボトリングもしていないという彼らに頼み込んで、
とりあえず分を出してもらった。
「invoiceは後で送るわ。」

そこへ、折りよく、ジャスミンウォーターのオーガニックも届いた。
あーーー!今日はなんて素敵な日!
ローズも、ネロリも、ジャスミンも、これまでとはかなり違った、濃厚な香り。

トルコ産ローズ ウォーターは、ウォーターに触れるとべたつくのでは?と思うくらい、甘い香り。
このくらい甘いと、時々エッセンシャルオイルやそうでない何かが入っていたりするのだけれど、これは天然。きちんと成分も調べられている。
"華やか"とはこのこと~と、しばしローズにうっとり。
その昔、トルコ系の雑貨屋さんで買ったローズウォーターも、それはもうしつこいくらいの甘さでした。
トルコではこれをお料理にも使うのだとか。


これまで、単にさっぱり系のウォーターとだけ認識し、成熟肌にはさっぱりしすぎかも?と、20代30代の人に勧めてきたネロリウォーター
待っていたのよ、この香りを!!!
といいたくなるような、濃厚な香り。
ネロリのエッセンシャルオイルは大好きで、一時は何処へ行くにも持ち歩いていたのに比べ、ネロリウォーターの使用頻度の少なかったこと。
やっと、あのエッセンシャルオイルの香りに見合うウォーターに出会えた。

さて、お次は、これまでも大のお気に入りのジャスミンウォーター
ジャスミンのエッセンシャルオイルはアブソリュートで採られるため、これまでのジャスミンウォーターは、乳化剤を使ってコンクリートから逆抽出していた。
それでも、ちょっと男性的でとても大人の香りのジャスミンウォーターは、他には無い香りでとっても好きだった。
朝の目覚めにスプレーを置いているのだが、これにはジャスミンウォーター単体か、もしくはローズとのブレンドをいつも使っている。

一方、今回新しく入れたものは、フローラルウォーター用に、水蒸気蒸留して作られたエジプト産ジャスミンウォーター
あ~~~!参りました。
水蒸気蒸留方だからなのか、ジャスミンの花が違うのか?
これまでの独特の香り+甘さがある。
しかも濃厚。
どちらかというと男性的だったウォーターの香りは、より「花の香り」らしい香りになっている。
エッセンシャルオイルで云うなら、インド産のジャスミンサンバックの香りに近いといえるかも。

この香りなら、トルコ産のローズとのブレンドは良い勝負になるはず!
早速いつものスプレーを作って、シュ~!
フローラルウォーターの香りはアッサリしているので、一日何度でもこの香りに触れていたい気分♪
今回は、ローズ&ジャスミンブレンドに、フラワーエッセンスもプラスしておきました。

ちなみに、従来タイプのジャスミンウォーターは、在庫セール中です。
これはこれで、好きな香りです。
甘くないジャスミンをご希望の方、今後1L単位でならお取り寄せ可能です。

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「アロマセラピー」というとエッセンシャルオイルを使った療法のみを取り上げられ勝ちですが、ソフトな香りで赤ちゃんから老人まで使え、禁忌も少ないフローラルウォーター、実はとても便利なのです。
また、"水"は波動をとても保持しやすい物質でもあります。
つまり、フローラルウォーターはその花の持つ波動も大いに併せ持っているのです。
成分的にも、水溶性成分のみが抽出されますので、万が一内服しても、成分が体内に残ることはありません。

化粧水にはもちろん、普通にスプレー用として携帯用ミニスプレーボトルに入れれば、バッグに入れても邪魔になりません。
ちょっとおしゃれにパフュームボトルに入れると気分も変わっていいかも。
普段はもちろん、長距離の飛行機の中では、大活躍です。
香りがすぐに消えるところが良いのですよね。

シーツや洗い立てのTシャツに振りかけてもいいですし、アイロンや、冬は加湿器(機種を選ぶ場合もあります)にも。
もともと、水蒸気を使って作られているものですから、加熱も心配ありません。

問題はただ一つ。
鮮度です。
一般的にはとても急いで使うように云われていますけれど、種類によっては、結構長持ちするものもあります。
直接お肌に使ったり、内服するのでなければ、冷蔵庫で半年や1年はたいてい大丈夫なものもあります。
香りと色をしっかりと見ていてください。
それでも、香りが変ってしまったり、変化してしまったなと感じたら、惜しげなくお風呂に入れて、楽しみましょう。
どーしても気になる人は、GSE(天然保存剤)を入れるという手もありますが(一部すでに入っているものもありますが)、これを入れても腐敗し始めたものは止りませんし、わざわざ入れるくらいなら、その分贅沢に早めに使った方がいいなぁと、私は思っています。

ともあれ、フローラルウォーター。
もっともっと、皆に知ってもらい、
もっともっと、楽しんでもらえると嬉しいなと思っています。