2005年10月14日金曜日

小麦アミノ酸入り 化粧水

 10月から、WIZARDで色々なエキストラクトを扱うようになった。
 これまでパウダーで出していた"シーウィード"やシルクアミノ酸なども、使用目的によってはエキストラクトの方が使いやすいと思ったので。

 従来、シルクアミノ酸をパウダーで扱っていて、化粧水やジェルに入れるととてもいいのだけれど、ウォーターに入れるとダマになりやすく、水分を吸収しやすいので保存している間に固まってしまうという難点があった。その後"ロイヤルゼリーパウダー"を扱い始め、こちらは比較的扱いやすい為、今でもお勧めしている。
 そこへ、"小麦アミノ酸"をリキッドで見つけた。リキッドなら、フローラルウォーターにも化粧水にも混ざりやすいし、シャンプー・コンディショナーベース、クレイパック、バスオイルにも使える。もちろん、石けん作りにも使える。ということで早速お試し。

 今一番気に入っている化粧水レシピに、小麦アミノ酸を加えてみることにした。

ローズウォーター ターキー 40ml
フランキンセンス ウォーター 20ml
セントジョンズ ウォーター  20ml
リポゾーム 5ml
レシチン乳化剤 5ml
ジェルベース 10ml
ロイヤルゼリーパウダー 1ml
小麦アミノ酸 エキストラクト 1ml


 あとはその時の気分で、アロエジュースベチバー ウォーター、を追加することもある。

 これを、ミストタイプのスプレーではなく、ローションのように出てくるボトルに入れ、たっぷりと手にとって、顔、首、手などに入れてゆく。

 ミストにして顔に吹き付けてしまうと、肌の奥へ入れにくいし、肌の表面に蒸発すると逆に乾燥を起こしやすくなる。手のひらに溜まるくらいプッシュして、両手をこすり合わせ、丁寧に顔などにおさえこんでゆくと良く入る。

 セントジョンズワート ウォーターは、少しながら美白効果があるといわれており、使われた方からも報告を頂いている。けれど、あくまでも"ウォーター"なので、ブレンドするとすれば化粧水かジェルということになる。
 
 ここでジェルベースをいれるのは、化粧水にとろみを出して美容液のような仕上がりにするため。あまり入れすぎるとポンプから出てこなくなるので、1/3-1/4くらいまで。これは、使っているジェルベースが、一般的なジェルに使われている増粘剤"カルボマー"を含まず、イースト菌によるジェルだからというのもある。
 このジェルは軽い分散剤としての役割も持っていて、水分としっかり良く混ざる。
 また、カルボマータイプのジェルが肌の表面を潤すのに比べ、このジェルはむしろ肌の奥に入り、奥から水分補給してゆく感じになる。確かに表面が潤うと、つけた後のさわり心地は凄くいいのだが、その分奥への浸透が弱いので、本当の意味で肌に水分補給されにくい面がある。

 さて、小麦アミノ酸を入れた化粧水
まず驚いたのは、トロミがさらに増していること。
手にとったとき、トロッとして凄くいい感じに仕上がっている。
そのままの肌感覚で、顔に塗りこんでいく。リポゾームとジェルベースの組合わせで、ウォーターだけよりもはるかに浸透が良い。
これまでよりもさらにゴージャスな感じの、ほとんど美容液に近いものになった。
ん~~~!good、good!

 私は、基本的に化粧水にエッセンシャルオイルベジタブルオイルは入れない。十分すぎるほど"成熟肌"ではあるけれど、このレシピは十分にしっとりするし、この後ジェル・クリームを使うことで必要なものはすべて補えるから。
 また、フローラルウォーターにエッセンシャルオイルやベジタブルオイルをブレンドしようとすると、どうしても分散剤か乳化剤が必要になり、できればこれらは顔にはあまり使いたくないので。(クリームは仕方ありませんね)

 小麦アミノ酸は化粧水づくりの必須アイテムとなった。
 ただしこれ、見た目も香りも"黒酢"に近く、入れすぎると酸っぱいにおいの化粧水になるのでご注意。

素材は全てWIZARD.jpgにて取扱っております。

11月は日本にてセミナー





2005年9月15日木曜日

大人になっても脳細胞は増える!?

人が普通に起きているとき、脳波はβ波(ベータ波)になるといわれている。
お風呂に入ったり、リラックするしている時はα波(aアルファ波)、眠っている時、熟睡直前に出るのがθ波(シータ波)と。

ものを記憶する時にも出るのがこのθ波で、これが海馬に伝わると、結果として脳細胞が増えるのだという研究発表を、東大、脳科学の助教授と大学院生が、15日付の米科学誌「ニューロン」に発表するというもの。
これはラットでの実験結果だが、助教授によると、「人も学習しているときに海馬からシータ波が出ているとの研究がある。勉強すると頭がよくなる仕組みがわかった」とのこと。

人間の脳細胞は、ある程度の年齢に達すると、後は減ってゆくだけといわれていたが、今回の結果から、大人であっても、学習すればするだけ脳細胞は増える希望が出てきたことになる。
そういえば、最近では大人のためのドリル本やソフトが増えてきている。
普段使わないところの脳を使うのは楽しい。


身体もじっとしているより動かした方がいいのと同じで、脳も、じっとさせていないで、動かせば動かしただけ活性化されるということのようだ。


一般的に勉強する時に使うと良いとされるエッセンシャルオイルは、ローズマリーやバジルどがあげられる。
が、これらは、どちらかというと集中力をアップさせるといわれているもので、β波を誘発するとされている。

脳細胞を成長させるとされるシータ波を誘発するエッセンシャルオイルは、
レモンジャスミンラベンダーバーチ(しらかば)
なんだとか。
レモンが最もすぐに効果を表し、消えるのもゆっくり。
バーチは、効果が出るのはゆっくりだが、長く続く。
ジャスミンラベンダーは、バーチよりは早く効果が現れるが、香りがなくなると効果もすぐに消えると。

僧侶が長いマントラを覚えるのに使ったといわれるブラミも、興味深い。

これまでの見方を少し変えてみるのも良いかも知れない。

新しいことが一気に押寄せて、頭の中が消化不良になりつつある時に、一晩おくか何日か経つと、自分の中ですっきり消化できたという経験は無いだろうか?
私はこのパターンが得意で、迷ったり物事がうまく纏まらない時は、いつまでも考えないで、"寝かせ""熟成させる"。意識ではそのことについて考えていないつもりでも、無意識はちゃんと考えている。
実はこんな時に、脳細胞が成長しているのではないかと思う。

音による誘導で、シータ波を誘発する装置というのもある。

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実は、10年位前に脳波に興味を持っていた頃、当時は自力で素早くα波状態になれる練習をしていたことがある。その時に、これらに似たような機械を買い、自分の状態を知るのに使っていた。

自力でできるシータ波状態としては、深い瞑想に入った状態であったり、ひらめきの瞬間だとも言われている。
いつでも、どこでも、意識的にこういう状態を作り出すことができるのは、それはそれで便利だが、何かをしながらそれを維持することは難しい。

これからは、これまでと少し趣を変えて、レモン、ジャスミン、ラベンダーのエッセンシャルオイルを炊きながら勉強してみることにしよう。




朝日新聞より
勉強したら脳細胞増える マウスですが…大人にも希望?

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2005年9月6日火曜日

父親との関係性を考える

ず~とご要望を頂いていた、ネーデルランド フラワーエッセンスの単品販売が、やっとできるようになりました。
とはいえ、これらはまだ"ブレンドボトル"。
最終的には、一つ一つのフラワーエッセンス、つまりシングルボトルの販売をしたいと思ってはいるのですが、これには少し時間がかかりそうです。
とはいえ、今すでに並んでいる13種類のボトルは、どれもとても意味の深い、魅力的なものばかりです。

これまでにお使いいただいている方の感想が届いているので、少しづつご紹介してゆきたいと思います。

まずは、"サンフラワー"を飲まれたS.H.さん。

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フラワーエッセンス、早速試してみました。
父親に対してずっと抑えていた怒りを、
もういい加減、解き放ちたいと思っておりました。

父を悪く思いたくないという気持ちが強くて長いこと自分の本音を誤魔化していたのですが、
複雑な思いがありました。

エッセンスを飲んだ後、父もまた、自分の父や母に対して色々あるのであろう、
そしてそれは私と違って多分無意識なのだろう、という気持ちが浮かんできました。
怒る気持ちもようやっと失せてゆくような気がしています。

飲んだ途端、すーっと何かが軽くなったのがはっきりと感じられました。
バッチも以前愛用していて、困った時には助けてもらっていたのですが、
このサンフラワーは今の私にはとても良い助けになるように思います。
ありがとうございました。御礼申し上げます。

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怒りや恨みなど、"マイナス感情"といわれるものを、身近な人や愛している人に感じた時、人は無意識に自分の感情を否定しようとすることがあります。
「そんな感情は、感じていないわ」と。
でも、自分の心の奥底、無意識は誤魔化せないのです。
自分の感情を否定すればするほど、自分そのものの否定になってゆきます。

また、親との繋がりは、自分自身の自立と深く関わり、第3チャクラと関係します。
S.H.さんにとって、"サンフラワー"のエッセンスは、そんな感情の解放の手助けをしたように感じます。

フラワーエッセンスは、同じエッセンスであっても、その人の持つ課題により、働き方、現れ方は一概ではありません。
でも、自分でテーマを決め、そのことと向き合おうと思ったとき、エッセンスはきっと助けになってくれるでしょう。

S.H.さん、ご感想、ありがとうございました。

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2005年8月13日土曜日

妊婦の魚介類摂取に関する厚生省の発表

突然ですが、妊婦の魚介類摂取のお話です。
アロマと直接関係あるわけではありませんが、こういった一般的な医療情報についても、知っておきたいこととして、気がついたら書いていきたいと思っています。

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日本では、「妊娠したらお刺身は控えなさい」等と言う話は、聞いたことがありませんでした。
ところが、オーストラリアでは、妊娠すると医師から「生魚を食べないように」という指示を受ける・・・という話は、よく聞いていたのです。
「そんなこといってたら、日本人はどうなるのよねぇ~」
と、最初は単に「所変れば・・」的に軽く聞き流していた。

やはり、ある妊娠した友人は、これはチャンスと、オージーの医師に「どうして食べてはいけないのか?」聞いてみた。
このあたりがちょっとした心構えですね。
「変ね~」と思いつつただ聞いているのと、理由について1歩踏み込んで尋ねてみるのとでは、随分と理解も変ります。
その時先生は「生魚には水銀が多いからですよ」
と答えました。
私たちは、いぇ、わたしは・・かもしれませんが、生魚に水銀が含まれている・・・という認識では食していませんでした。

しかし、それが本当なら、単に"文化の違い"でもなんでもなく、本当にやめたほうがいいように思いますよね。
でも、日本では何も言われていない。
不思議だなぁと思っていました。

日本の厚生省も、
介類等に含まれる水銀について
見直しと審議をしていたようで、上のリンクからその経緯がうかがえます。

そして、昨日、2005年8月12日に
「妊婦への魚介類の摂取と水銀に関する注意事項(案)」を、まとめています。(リンク先はPDFファイルです)

また、これに関するQ&Aも同じくPDFファイルで提供されています。

今回の内容では、魚介類摂取によるメチル水銀の影響を受ける可能性は、お腹の中にいる赤ちゃん、つまり胎児に限られるとしてます。それも特に4ヶ月以降が要注意ということなので、妊娠初期にこれらを口にしたから、すぐに胎児に影響がある・・というものではないと書かれています。
なお、乳幼児や大人は基本的にはメチル水銀は体外排出され、母乳を介しての摂取は、濃度が低くなるとされています。

今回対象としてあげられた魚介類は以下のとおりです。
●バンドウイルカ (食べたことありません・・・)
 1回80gとして2ヶ月に1回まで
●コビレゴンドウ
 1回80gとして2週間に1回まで
●キンメダイ、メカジキ、クロマグロ、メバチマグロ、エッチュウバイガイ、ツチクジラ、マッコウクジラ
 1回80gとして1週間に1回まで
●キダイ、クロムツ、マカジキ、ユメカサゴ、ミナミマグロ、ヨシキリザメ(筋肉)、イシイルカ
 1回80gとして1週間に2回まで
※ツナ缶は問題なし
※日本国内に流通しているエビ、サケ、タラについては、特に注意を必要としない。
 (これらはアメリカで注意が出ているそうですが、あくまでも日本国内流通分においては問題ないとの見解。)

見て分かるように、ごくごく一般に口にするような魚介類はほとんど含まれていません。
業界類の栄養について強調され、関係業界への配慮も感じられます。

ところで、オーストラリアでは、一時"ひじき"の輸入が出来なかった時があったのだそうです。
これも実は、ひじきに含まれる水銀濃度が、オーストラリアの基準を超えていたことが原因だったとか。
最終的にどのような解決になったのか、詳しくはわかりませんでしたが、現在では輸入可能になっています。
ひじきはこれまで"身体に良いもの"とばかり認識をしてきましたが、そういう認識も少し必要なのかもしれませんね。

*この記事は、同じ話題を書いておられた"まったりE2K2"さんの記事へトラックバックさせていただきました。







2005年7月5日火曜日

NEW トルコ産ローズ、ネロリ、そしてエジプト産ジャスミン ウォーター

2年程前のある日、「トルコ産のローズウォーターが入ってるんだけれど・・・」
と、ある仕入先がサンプルを渡してくれた。
それまで扱っていたローズウォーターは、もちろん十分に良い香りだったのだけれど、トルコ産のローズはより甘さが強い。
"甘い香り好き"な日本人にはたまりません。

しばらく、ローズウォーターをトルコ産に切り替えていたのですが、日本への帰国から戻ってきたある日、
「あのローズウォーターの生産者がいなくなってしまったの。どうしているのかもわからなくて・・・」
「残っている在庫は無いの?」
「残念ながら、もう全然無いのよ」
「お願い、また探してー!」
この会話を境に、ウォーターの人気を一気にさらっていたトルコ産ローズウォーターの販売は終わった。

でも彼らはめげていなかった。
少ないつてを辿りながら、トルコ産を探しつづけていた。
先月、日本から戻ってきて顔を出すと、
「新しいローズウォーターがきたのよ!」
と目を輝かせて、サンプルを私に差し出した。
シュ~~~!
「あ~~~、この香り!!!これを待っていたのよ~~~!」
「実は、今回、新しいネロリもあるの・・」
「サンプルはある?」
「まだ、届いてないの。でも、必ず来るわ。」

そして2週間。
実はまだ価格も決まっていないし、ボトリングもしていないという彼らに頼み込んで、
とりあえず分を出してもらった。
「invoiceは後で送るわ。」

そこへ、折りよく、ジャスミンウォーターのオーガニックも届いた。
あーーー!今日はなんて素敵な日!
ローズも、ネロリも、ジャスミンも、これまでとはかなり違った、濃厚な香り。

トルコ産ローズ ウォーターは、ウォーターに触れるとべたつくのでは?と思うくらい、甘い香り。
このくらい甘いと、時々エッセンシャルオイルやそうでない何かが入っていたりするのだけれど、これは天然。きちんと成分も調べられている。
"華やか"とはこのこと~と、しばしローズにうっとり。
その昔、トルコ系の雑貨屋さんで買ったローズウォーターも、それはもうしつこいくらいの甘さでした。
トルコではこれをお料理にも使うのだとか。


これまで、単にさっぱり系のウォーターとだけ認識し、成熟肌にはさっぱりしすぎかも?と、20代30代の人に勧めてきたネロリウォーター
待っていたのよ、この香りを!!!
といいたくなるような、濃厚な香り。
ネロリのエッセンシャルオイルは大好きで、一時は何処へ行くにも持ち歩いていたのに比べ、ネロリウォーターの使用頻度の少なかったこと。
やっと、あのエッセンシャルオイルの香りに見合うウォーターに出会えた。

さて、お次は、これまでも大のお気に入りのジャスミンウォーター
ジャスミンのエッセンシャルオイルはアブソリュートで採られるため、これまでのジャスミンウォーターは、乳化剤を使ってコンクリートから逆抽出していた。
それでも、ちょっと男性的でとても大人の香りのジャスミンウォーターは、他には無い香りでとっても好きだった。
朝の目覚めにスプレーを置いているのだが、これにはジャスミンウォーター単体か、もしくはローズとのブレンドをいつも使っている。

一方、今回新しく入れたものは、フローラルウォーター用に、水蒸気蒸留して作られたエジプト産ジャスミンウォーター
あ~~~!参りました。
水蒸気蒸留方だからなのか、ジャスミンの花が違うのか?
これまでの独特の香り+甘さがある。
しかも濃厚。
どちらかというと男性的だったウォーターの香りは、より「花の香り」らしい香りになっている。
エッセンシャルオイルで云うなら、インド産のジャスミンサンバックの香りに近いといえるかも。

この香りなら、トルコ産のローズとのブレンドは良い勝負になるはず!
早速いつものスプレーを作って、シュ~!
フローラルウォーターの香りはアッサリしているので、一日何度でもこの香りに触れていたい気分♪
今回は、ローズ&ジャスミンブレンドに、フラワーエッセンスもプラスしておきました。

ちなみに、従来タイプのジャスミンウォーターは、在庫セール中です。
これはこれで、好きな香りです。
甘くないジャスミンをご希望の方、今後1L単位でならお取り寄せ可能です。

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「アロマセラピー」というとエッセンシャルオイルを使った療法のみを取り上げられ勝ちですが、ソフトな香りで赤ちゃんから老人まで使え、禁忌も少ないフローラルウォーター、実はとても便利なのです。
また、"水"は波動をとても保持しやすい物質でもあります。
つまり、フローラルウォーターはその花の持つ波動も大いに併せ持っているのです。
成分的にも、水溶性成分のみが抽出されますので、万が一内服しても、成分が体内に残ることはありません。

化粧水にはもちろん、普通にスプレー用として携帯用ミニスプレーボトルに入れれば、バッグに入れても邪魔になりません。
ちょっとおしゃれにパフュームボトルに入れると気分も変わっていいかも。
普段はもちろん、長距離の飛行機の中では、大活躍です。
香りがすぐに消えるところが良いのですよね。

シーツや洗い立てのTシャツに振りかけてもいいですし、アイロンや、冬は加湿器(機種を選ぶ場合もあります)にも。
もともと、水蒸気を使って作られているものですから、加熱も心配ありません。

問題はただ一つ。
鮮度です。
一般的にはとても急いで使うように云われていますけれど、種類によっては、結構長持ちするものもあります。
直接お肌に使ったり、内服するのでなければ、冷蔵庫で半年や1年はたいてい大丈夫なものもあります。
香りと色をしっかりと見ていてください。
それでも、香りが変ってしまったり、変化してしまったなと感じたら、惜しげなくお風呂に入れて、楽しみましょう。
どーしても気になる人は、GSE(天然保存剤)を入れるという手もありますが(一部すでに入っているものもありますが)、これを入れても腐敗し始めたものは止りませんし、わざわざ入れるくらいなら、その分贅沢に早めに使った方がいいなぁと、私は思っています。

ともあれ、フローラルウォーター。
もっともっと、皆に知ってもらい、
もっともっと、楽しんでもらえると嬉しいなと思っています。





2005年7月3日日曜日

フラワーエッセンス ジェル

いつもの事ながら、今回も、化粧水、ジェル、シャンプー、そして、バス用にバスオイル、クレイソープ、クレイ、デッドシーソルトを持ち帰った。
化粧水、ジェル、シャンプーはもちろんオリジナル。
クレイは、いつもはグリンを持ち帰るのだけれど、今回は、色々試してみようと、5色持ち帰った。

ほかに、機内でのスプレー用に携帯スプレーボトルに入れたローズ ウォーターと、気分転換の香水代わりに、モグラとローズをホホバで希釈して作ったロールオン。

いつもはこの他に、ホテルの部屋用にいくつかの香りと、体調を崩した時のためのティートリー、ラベンサラ、分散剤、蕁麻疹がでた時のための沈静ロールオンを持つのだけれど、今回は、ちょっと別の実験がしたかったこともあり、このセットは持ち帰らなかった。

ちなみに、この、新しい実験のため、今回持っていったバスオイルは、一度も使わずじまいで、帰り間際に友人にあげてしまいました。
"いつものブレンド"で、香りも効能もとても気に入っている内容なのですが・・・
今回は、香りの強いものを使いたいと思わなくなってしまったのです。

シャンプーを持ってゆくのに、コンディショナーを持っていかなかったのは、これもちょっと試してみたいことがあったため。
もっとも、こちらは、最初の1週間の忙しさにとりまぎれ、結局実験できずに帰ってきてしまいました。
・・ので、これから、シドニーで実験しようと思っています。
お酢+αのジェル・コンディショナーなんですけれどね。
この話はまたいつか。

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で、今回メインに試してみたかったのは、新しく取り扱い始めたネーデルランド・フラワーエッセンス

pro-nf4.jpg

一部を除き、エッセンシャルオイルとも相性のいいフラワーエッセンスですが、まずは、エッセンスだけで、どのくらい使えるかを色々と試してみたかったのです。
もちろん、シドニーでも使うのですが、日本在住のお客様が圧倒的に多いので、やはりベーシックな実験は日本でしてみたいというのが、私の考えでもあるのです。

このネーデルランド・フラワーエッセンス。
最初にふたを開けたとき、「なんて繊細なエネルギーなんだろう!?」
と思いました。
それまで、使い慣れていたネルソンズのバッチ レメディとは全然違うエネルギーなのです。
オーストラリアン ブッシュ エッセンスも、比較的大掴みな波動で、そういったフラワーエッセンスに慣れていた私にとっては、ちょっと驚きでもあり、戸惑いでもありました。

けれど、時間が経つに連れ、この柔らかなエネルギーがとても優しく、そして、奥深くまで入って来ることに気づいたのです。
そうなると心配なのは、日本です。
オーストラリアのこののんびりとした環境の中でならともかく、あの、慌しい日本の環境の中で、このエネルギーはどんな風に流れるんだろうか?
もう、興味津々です。

大阪のセミナー会場に持ち込み、静かに感じてみました。
「いけるかも」
決して強い波動ではないのに、このエッセンスたちは、大阪のセミナー会場の中で、静かに、けれどしっかりと存在していました。
その後、喧騒の中を一旦ホテルに持ち帰ってみましたが、それでも大丈夫。

あー、このエッセンスは、なんて優しくて、なんて強いんだろう!

そう思わされました。

電磁波から守ってくれる"セル フォン コンビネーション"は、ローズウォーターにブレンドしてスプレーボトルに入れ、ホテルのTVの横に置いておき、1日1回くらいスプレー。

内服用には、緊急レメディの"テラ"と"プロテクション"を、その時の気分で飲んでいました。

驚いたのは、日本滞在も半分を過ぎようという頃。
5月末から毎日30℃の中に居た為か、いつもは1ヶ月持つジェル30mlを、あっという間に使い終わってしまった。
ジェルベースは他の用途に持ってきていたものがあるけれど、リポゾームはもちろん、エッセンシャルオイルも持ってきていない・・・
ふと、"ジェルとフラワーエッセンスだけでいけるかも!?"と思いついた。

ものは試し!早速ジェルーベース
"リビング スターライト"、"プロテクション"、"アニマル フリーダム"をブレンド。
これは、自分で筋反射をとりました。
ブレンドはこれだけ!
翌朝から、化粧水のあとにこのジェル。
クリームは持ってきていたけれど、暑いので夜に薄~く使うだけ。

ところが!
使い始めて2日目。
顔の筋肉が柔らかくなっているのです。
私の顔は、いわゆる女性らしい"ぷにょ"とした柔らかさが無く、しっかりと硬目の筋肉だったのですが、それが"ふにょ"と柔らかい。

顔の筋肉って、凄く緊張もするし、ストレスも貯めているんだよね~

そんな言葉は、これまでにも誰と無く交わした覚えはある。
クリニックの実習の時に、ある男性が「フェイシャルマッサージは大好きなんだ!」と言ったときも印象的だった。
そう、特に男性は、人に顔に触れられる機会は少ないけれど、緊張する場面は多いのよね~と。
私の場合、もともと、全身どの筋肉もかなり硬い方なので、顔もそんなもんだと思っていたのです。

こんなに顔に緊張があったなんて!!!

あらためて、フラワーエッセンスの働きかけ方って、なんてダイレクトなんだろうと。
その後、化粧水も早くなくなったので、持っていたローズウォーターにエッセンスをブレンド。
朝に、よるに、エッセンス入り化粧水+ジェルでのトリートメントとなりました。
シドニーへ戻ってきた今も、それは続いています。
ジェルには、リポゾームをプラスしたことは言うまでもありませんが・・・

化粧水、エッセンシャルオイルをブレンドしたジェルやクリームにフラワーエッセンスをブレンドするというのは試していたのですが、純粋にジェルとフラワーエッセンスだけ、フローラルウォーターとエッセンスだけというブレンドは、意外にも、私にとって盲点でした。
そして、その盲点に見事に気づかせてくれたこの事態に感謝します。

そう、いろいろ入れるのもいいけれど、こんな純粋なブレンドが、じつはとってもストレートに私たちに働きかけてくれるとは・・・
いまさらながらに、"ブレンド"の仕方を考えさせられました。




2005年7月2日土曜日

オーガニックに切り替えました。

なんだか、すっかりご無沙汰してしまいました。
日本に居たら、時間があってblogでも書くかなぁと思っていたらなんのその。
何故か日本に居ると忙しい・・・気分・・・です。

1つは、シドニーでは仕事のほとんどが自宅の中でできるのに対し、
日本だと、セミナー会場まで"通勤"があること。
これは大きいですね。
しかも、車ではなく電車移動なので、階段を上がったり降りたり・・
そして、この生活パターンだと、どしても、朝出かけたら夜まで帰ってこない。
一日のほとんどを、ずっと外で過ごす緊張感を、改めて感じました。

それでも、ダブルヘッダーは疲れるので夜にはほとんどスケジュールを入れず、遅くとも7時くらいにはホテルに戻ってくる私の生活は、多くのサラリーマンに比べれば、はるかに楽な生活かと思いつつも、それから、食事をして、一服。
インターネットを覗いては見るものの、メールのお返事を書くのが精一杯で、とてもblogやホームページまで手が入りませんでした。
この生活の中で、みなさん、よくあんなに毎日blogが書けるものだと、妙に感心していたところ、友人から「あら、blogは移動中に携帯で書くのよ」と言われ、またまたびっくり!
みんな、電車の中で携帯で何をしているのかと思っていたら、そんなことしているのですね~!

ちょうど携帯メールが始まった頃に日本を出てしまった私。
携帯で日本語を打つなんて神業のように思えます。

ともあれ、今回は、かなり色んなスケジュールを抜いて、いつもお会いする人にも会わなかったにも関わらず、随分と疲れてしまいました。
ま、ここ2回、毎回出ていた蕁麻疹が出なかっただけでもましだったといえるかもしれません。

日本での生活については、こちらにも少し書きました。
日本での食生活

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前置きが長くなってしまいました。

今の品揃えを、色々と変えたいなぁと思う点もあるのですが、満足の行く商品にいつも出会えるとも限らず。
そればかりか、気に入っていた商品の生産者が居なくなってしまったりと、"生もの"販売は思うように行きません。

そんな中で、今回、オーガニックのフローラルウォーターを沢山ご提供できるようになりました。
アルコールを含むウィッチヘーゼルを除くフローラルウォーターを、全てオーガニックまたはワイルドに切り替えました。

なかでも、1年半前に生産者が居なくなってしまい、皆さんに悲しい想いをさせてしまった「ローズウォーター ターキー」
全く同じ生産者ではありませんが、かなり近いものを入れることができるようになりました。
従来のオーストラリア産ローズウォーターより、ぐ~んと甘い香りです。
あまーいローズがお好きな方、是非あるうちに一度お試しください。

新登場したのはベチバーウォーター。
グランディングと保湿のウォーターと云えるでしょうか。
化粧水には、これまでのローズ+フランキンセンス+セントジョンズワートにさらにプラスしていただきたいウォーターです。
ジャスミン+ベチバーなんていうのも、女性にはとってもお勧めのブレンドです。
フランキンセンスと合わせると、それはもうアジアンチックな世界です。

実は、これまでとても気に入って使っていた200mlのボトルを輸入していた業者さんがつぶれてしまい、あの不思議なブルーの200mlボトルが手に入らなくなってしまいました。
他にも、200mlのブルーボトルはあるにはあるのですが、どうも今ひとつピンと来ない・・・
ということで、250mlに切り替えることにしました。
250mlだと、高いウォーターは本当に高くなってしまうので、ちょっと申し訳なくもあるのですが・・・
でも、フローラルウォーターは惜しげなくたっぷり使いたいので。


あわせて、従来取り扱っていたノン・オーガニックのフローラルウォーターの在庫セールも行いますので、是非ご利用ください。




2005年5月7日土曜日

ろうそくを使ったアロマキャンドルで爆発

今日は新月。月からのプラスイオンの影響が最も少ない日です。
月とイオンの話はこちら→


芳香浴を楽しむ方法の1つとして、ろうそくを使ったアロマランプは古くからポピュラーです。
が、数年前にも、アロマランプのろうそくの消し忘れから起きた火災がありました。

今回は、つけっ放しにしてあった"アロマろうそく"が、そばにあった消臭スプレーを加熱、爆発させたようです。

アロマろうそくご注意 福岡のマンションで爆発

電気式ヴァポライザー私も、アロマを使い始めの頃は、ろうそくを使ったアロマランプを使っていました。が、つけたことを忘れてうっかりそのまま出かけてしまったりと、後になってぞっとしたことが何度かありました。
ですので、今は自分ではろうそくは使いませんし、販売もしないと心に誓っています。
最近では、電気のヴァポライザーなども種類が増えてきました。
私は最もシンプルで、24時間つけっぱなしもO.K.の電気式ヴァポライザーを使っています。
実際に香りが広がるのは、エッセンシャルオイルを落として20-30分程度です。


ろうそくタイプのポットをお使いの方、十二分にご注意ください。




2005年5月6日金曜日

シャンプーで夜も眠れる!?

こんな記事がありました。

シャンプーを変えると、ぐっすり眠れる!?
「いい香り、いい泡立ち、いいデザイン」で睡眠が改善


"快感刺激"の中身が、どこまで必要なのか?という疑問もありますが、とりあえずお気に入りのいい香りでシャンプーすると良く眠れるのだとか。
確かに、シャンプーは皮膚への吸収も多いですし、脳に最も近い部分でもあります。
これに、アロマバスやアロマコスメもプラスすると、もっとよく眠れる!?

最近、こんなシャンプーを作ってみました。
フローラルウォーターをブレンドした、成分重視のアロマ シャンプーです。

シャンプーベース 140ml
カモミール ローマン ウォーター 20ml
ローズマリー ウォーター 20ml
ブラミ 5ml
レシチン乳化剤 5ml
アロエジュース 10ml
VB5 6ml

ラウリル硫酸を含まないシャンプーベースは2度の成分変更を経て、初期(5年位前)に比べると泡立ちも良くなり、とても使いやすくなりました。
エッセンシャルオイルは使っていませんが、フローラルウォーターのさっぱりとした香りが残ります。

後を4つの成分は、最近のシャンプー作りには欠かせなくなっています。
レシチン乳化剤は、ビタミンC セーラムにも使っています。

[関連商品]
シャンプーベース
カモミール ローマン ウォーター オーガニック
ローズマリー ウォーター
ブラミ 
レシチン乳化剤
アロエジュース
VB5




2005年4月24日日曜日

満月とプラスイオン

今日は満月。
月の見られる時間に差はあれど、満月は世界中どこでも同じはず。

満月の時というのは、実は一番プラスイオンが増える時なんだそうです。

プラスイオンというのは、別名「不機嫌イオン」とも呼ばれるそうで、これが多すぎると、人間不機嫌になってしまうのだとか。
逆にマイナスイオンは別名「ハッピーイオン」。そう、これが多いと人間幸せな気分になるのだそうです。
道理で、マイナスイオンを出す機械が増えてきているわけですね。


イオンというのは、摩擦により起こる物が多いそうで、化繊の下着や服を着込んで動くと、その摩擦でプラスイオンが発生するそうです。
あるいは、タイヤとアスファルトの摩擦でもプラスイオンが発生。
アルプスの近くでは、激しい季節風が吹くと犯罪が増えるのだとか。
気象庁も風の予報を出し、激しい風の予報が出た時は、一刻を争うものでなければ、手術医も手術を中止するという話も読みました。
電磁波もプラスイオンを集めますね。

こうやって、身の回りにプラスイオンが増えすぎてきたので、改めてマイナスイオンの必要性が言われるようになったようです。

マイナスイオンは、水の摩擦で発生するのだそうです。
なので、滝や海辺はいいのですね。
でも、大きな水の固まりの摩擦はプラスイオンを出してしまうそうなので、水が塊で落ちてくる滝壷は、あまり良くないのかもしれません。
それからよく言われる森林ですね。これも、葉の摩擦がマイナスイオンを出すのだそうです。

それでは、身の回りをマイナスイオンで一杯にすればいいのか?というと、これがそうでもないらしく、あくまでもプラスとマイナスのバランスが大事なんだとか。
マイナスイオンが多すぎると、これまた身体に害を与えることもあるということですので、何事によらず"バランス"は大切だということですね。

よく、「満月の日に狼に変身する」「満月の日は犯罪が多い」「満月の日に精神がおかしくなる」・・・などと聞いたことがありますよね?
これはどうやら、このプラスイオンのなせる技なのだとか。

そんなわけで、今日はプラスイオンが増える日です。
狼に変身してしまう前に(^^;)、ちょっと意識してパソコンを消してみるとか(はい>わたし)、水辺や山に出かけるといいかもしれませんね。
でも、満月って、"満月"というだけで、なんだか嬉しいんですよね~

そして、多分、新月の日が最もマイナスイオンが多い日。
どうやら、石の浄化やエッセンスづくりなどは、新月の方が良いようですよ。




2005年4月11日月曜日

クレイ+ほんの1滴の毒素排出

もう長いこと"薬"というものを飲んでいなかったのですが、昨年暮れに漢方を試してみたところ、見事に全身薬疹がでてしまいました。
それ自体が体内の毒素を出しているともいえるのですが、約1ヶ月間、夜も眠れない程の全身激しい痒みでかなり大変でした。

その後、ほとんどの湿疹は消えたのですが、一番激しかった脇の下は、湿疹こそないものの、色素沈着状態。
んー、まだ身体の中に少しのこっているかも・・・

で、ふと思いついてクレイパックをしてみることにしました。
本来、異物排出作用はグリンクレイが最も強いのですが、色素沈着して随分荒れてしまった脇の皮膚の回復も図りたかったため、イエロークレイを使用。
そして、毒素排出といえばロータス。

多目のイエロークレイロータスを1滴。
ジュニパーベリー ウォーターで溶いて、脇にパック。
約20分間置いて、あとは、そのままお風呂に入りました。

その日はただすっきりしただけでしたが・・・
翌日、脇に痒みを覚え、見てみると、なんとすっかり消えていたはずの湿疹が復活!?(>_<)
やはり、体内にはまだかなり漢方成分が残っていたようです。
実際に漢方を内服したのは、ほんの1週間ほどだったのですけれど、1日3回ですし、1階の量もそれなりの多かったですので、やはり漢方は強力です。

実は、漢方を飲んだのは、効果を期待する気持ちもあったのですが、漢方そのものに興味を持ち始めていたので、自分の身体でちょっと試してみたかった思いがありました。
15-20年程前に、風邪で処方された漢方は身体に合わず、ひっきりなしに喉が渇き、即刻中止でした。
西洋のハーバルメディスンならぬ、東洋のハーバルメディスンとしての漢方にはとても興味を覚えるのですが、こうも自分の身体に合わないと、いくら勉強しても、なかなか人様には勧められないものです。
すでにコースをとってしまったので、今とったところまでは勉強しようと思いますが、ちょっとその先私自身は使えるかどうか???です。


それにしても驚いたのはロータスの威力です。
たった1滴で、これだけの反応を引き起こすとは・・・

実は、このイエロークレイパックをする前に、グリンクレイだけのパックを一度脇にしていたのです。
そのときは、何の反応も起きませんでした。
何の反応も起きなかった代わりに、皮膚の状態もあまり改善されないので、私的に少し物足りなく感じ、「よし!それなら私の大好きなイエロークレイだ」と思いついたわけです。

エッセンシャルオイルは、ニームを使う手もあったのですが、これは以前"できもの"でその威力を実験済みですし、今回の漢方は、臓器の中にしっかりと入っている感じがしたのでロータスかなと思い当たりました。

フローラルウォーターは、リンパの流れを促進してくれるジュニパーベリー ウォーターを選ぶのは当然として、今回は、値段が高いのでパックにはもったいないかも・・・と思いつつも、ワイルドタイプを。
ワイルドとそうでないタイプのもの、実はものすごく香りに差があります。
はっきり言って、別物です。
ですので、今回のように、はっきりとした目的がある場合は、贅沢にもワイルドを用います。

イエロークレイ 大さじ2杯程度
ロータス 1滴
ジュニパーベリー ウォーター 適量


たったこれだけのレシピでしたが、身体は思わぬ反応を引き起こしてきました。
その後すぐに、ロールオンで作っていた鎮静オイルを塗ったため、湿疹は比較的早く治まりましたが、色素沈着は、ずいぶんちいさくなったものの、まだいくらかのこっています。
本当は、パックのあとの湿疹をしっかりと出してやればよかったのですが、あまりの痒さに思わず鎮静させてしまいました。
自分でもまだ、完全に出きっていない感じがするので、折を見てもう一度、今度はもう少しマイルドに排出を試みるつもりです。


[関連商品]
イエロークレイ
ロータス
ジュニパーベリー ウォーター ワイルド




2005年4月2日土曜日

ありがとうございました。

"エイプリルフール スペシャル"は終了させていただきました。
読んでいただいた方、お買い物していただいた方、ありがとうございました。

これからも、相変わらず"気まぐれ"に書いて行きますが、どうぞよろしくお願いいたします。




2005年4月1日金曜日

エイプリールフール 読んで頂いてありがとう スペシャル!

4月1日、このよき日に、このblogをご覧頂いた方へのありがとうスペシャル。

WIZARDでのお買い物が2割引!詳細は下記をよく読んでください。

[詳細]
4月1日24時(日本時間)までにご注文をお送り頂き、
「WIZARDへのご意見・ご要望」欄に「Australiana Aroma Lifeを読んでいます」と必ずご記入ください。
送料無料は、割引後価格1万円以上のお買い上げからとなります。
また、キャンセル、返品はお受けいたしかねますので、ご了承くださいませ。

エイプリルフールではありません。本当です(^.^)
enjoy~




2005年3月29日火曜日

循環促進アロマバス

シドニーでは、秋を通り越して一気に冬がやってきそうに、深々と足元から冷えが忍び寄ってきています。
この時期、日によって、いや、一日のうちでも激しい気温の変化に、つい風邪をひいてしまう人も多いようです。

そんな時はやっぱり"日本人"。
家にバスタブがあれば、少ないお湯でも楽しめる半身浴+読書を楽しみます。

何度も書いていますが、アロマバスに欠かせないのが"乳化剤"
エッセンシャルオイルやベジタブルオイルがお湯の表面に浮いてしまわないよう、
市販の乳化剤かミルクなどに、あらかじめオイルを溶いてから入れます。
クレイやソルトを入れる場合でも、これらは乳化の役割は果たしてくれませんので、乳化剤+オイルは別に入れます。

しつこい風邪に随分悩まされていましたので、身体の循環をよくしながら、リンパのお掃除もしたいと思い、ブレンドは以下のとおり。

天然オイル乳化剤 10ml
エバーラスティング 7滴
ジュニパー ベリー 7滴
ローレル ベイ 3滴
ゼラニウム ブルボン 5滴
ジンジャー 3滴
ローズマリーCT3ベルベノン5滴

血液をさらさらにしてくれるオイル、エバーラスティング。
 私のアロマバスの必須の友です。
ジュニパーベリー、ローレルベリはリンパ浄化の王様ですね。
ゼラニウムはリンパトニックに加え、香り的にも心身のバランスの為にも。
ジンジャーは、全身の循環促進に。
 多少お肌に刺激のあるオイルですし、香りも強いオイルですから、これ以上は入れません。
 それでも、乳化剤を使えばジンジャーやオレンジなど、柑橘系のオイルでも、お肌への刺激はかなり軽減されます。
 私は全然O.K.です。
また、ローズマリーCT3ベルベノンをあわせることで、肝臓への負担を軽減します。

使っている乳化剤は、10mlに対し、エッセンシャルオイル2ml-4mlまでブレンドできますので、
あとは、香りの好きなものなどを気分でプラスします。
私は、1度目は、女性ホルモンの活性化にジャスミンサンバックを。
その次は、気分を和らげる為にネロリとプチグレンをプラスしてみました。

発汗お風呂には欠かせないデッドシーソルト+クレイにアロマオイルを入れたなら、お気に入りの本を持ち込み、半身浴で20-30分。
特に、ジンジャーを入れると、かなりしっかり汗が出ます。
*高血圧の方はご注意。

汗をかきたいときのオイルはこの他、シダーウッド、パインなどウッド系、
リンパトニックには、レモンや、バイオレットリーフもgoodです。
 バイオレットリーフは、高くてお風呂にはもったいない気もしますが、香りも強いので1-2滴で充分。

お風呂でしっかり汗をかいて、身体の中からお掃除です。




2005年3月25日金曜日

ハーブパウダー

hpowder.jpg
今年に入ってから、ハーブパウダーの販売をスタートしました。
一般的なハーブティーで使うものよりも、はるかに細かく粉砕されているパウダー達です。
とても軽くて、それこそ息でも飛び散りそうなくらいで、なかなか扱い注意ではあるのですが、販売スタートと同時に、予想以上に人気者です。

なかでも人気が高いのがティートリーとカレンデュラ パウダー。
ティートリー パウダーはこのblogの最初の記事でも、手作り石けんに入れたものをご紹介しました。
パウダーが細かいため、排水の心配もなく、スクラブ効果もあります。
手作り石けんには、どのハーブパウダーもブレンドして楽しめます。
特に透明タイプのものは、パウダーが見えて楽しいかもしれません。

teatreecleans2.jpg
もう少し違った形でスクラブ効果を狙うなら、クレンジングベース+ティートリーパウダーです。
よほどのしっかりメイクでない限り、メイク落としに使えるクレンジングベース。
最初は、日本人には少し脂っぽいかなぁと思っていたのですが、一度使うとリピートされる方が多いのです。
これにティートリー パウダーを少量加えると、そのまま化粧落とし+スクラブに。
ティートリー パウダーのさっぱり感もプラスされます。
ただし、あらかじめブレンドしてしまうとパウダーがしっとりしてしまうので、クレンジングベースを掌に乗せ、1回づつティートリーパウダーをプラスしましょう。

化粧落としとスクラブは別々にしたい場合には、クリームベース+ハーブパウダー+リキッドソープのブレンドが使えます。
もっとマイルドに・・・という場合は、リキッドソープの代わりにシャンプーベースを使ってください。こちらのほうがより弱酸性です。



カレンデュラパウダーも、色々にお使いいただいているようですが、
yellowcalen.jpg
私が好きなのは、疲れた肌にお勧めのイエロークレイ+カレンディラパウダーパック
お肌の回復力ダブルパワーです。

さっぱりパックに仕上げたい時は、グリンクレイ+ティートリーパウダー パック
成熟肌や乾燥肌には、ピンククレイ+サンダルウッドパウダーがお勧めです。

こちらの人々は、クリームやジェルにも加えて使うようですが、私は少し使い心地が気になりました。
日本人的にはどうでしょうねぇ?
興味のある方、是非試してリポートしていただけると嬉しいです。

その他の使い方として、シャンプーベースに加えるというのは、なかなかお勧めです。
ティートリーパウダーはさっぱりしますが、逆に少ししっとり目で、独特の香りの出るサンダルウッドが、個人的には気に入っています。

もちろん、この細かいパウダーを使って、ハーブティーのようにお湯で抽出湯を作るのも一手ですが、私なら手軽にフローラルウォーターを使ってしまうかも・・です。

お気に入りのアイデアがありましたら、是非是非お試しください。

[関連商品]
カレンディラ パウダー
サンダルウッド パウダー
ティートリー パウダー

クレンジングベースフレンチ クレイ
シャンプーベース
リキッドソープ
ソープベース

フローラルウォーター




2005年3月18日金曜日

日本からやってきた風邪

なんと、日本から"お持ちいただいた"インフルエンザにかかってしまいました。
普段から35度6分程度の低体温の私。10年ぶりくらいの39度近い熱が4日も続いた時には、心身ともにかなりやられてしまいました。

「オーストラリアのインフルエンザは6月からだよ」というオージー・ドクターに、こちらで売られている韓国産ポカリスエット(日本産は成分的に輸入できないらしい・・・)とアロマで乗り切ってみせる!・・・と頑張ったのですが、さすがに最後は少し解熱剤のお世話になりました。

[ロールオン]
ダウンしていた間中使っていたのは、少し濃い目に作ったユーカリ(ラディアタ)、ラベンサラ、ペパーミントのロールオン。
こめかみ、顎関節、耳の後から首筋にかけてと、頭蓋骨の後の付け根にぬりぬりしていました。
ベースにはファインベジタブルオイルブレンドを使いましたが、思った以上にべたつかず、一日に何度も塗っていました。
塗れば、喉痛などは楽になりますしね。

[ヴァポライザー]
ロールオンとほぼ同じブレンドにマートルをプラスしたものを。
特に寝ている間のユーカリ・マートルは、喉と気管支にとても効果的なので
これを4日間も続けていたので、さすがに香りに嫌気が・・・(^^;)

ということで5日目は、心身ともに疲れ果てたので、気分を変えようと、
ネロリ・ローズ、ゼラニウムをあわ~く。
眠りが少し楽になりました。

[うがい]
威力を発揮してくれたのは、ティートリー+分散剤のうがい。
とにかく、喉が痛くて痛くて、空気を吸うのもいやな状態だったのですが、
ティートリー3滴+分散剤30滴+コップ一杯の水
1回目は、これで丸一日、ぴたりと痛みが止りました。

こちらで売られているトローチには、麻酔薬の入ったものがあり、なめると喉がしびれるのですね。
たしかに痛みはなくなりますが、ちょっと怖い。
で、この麻酔の入っていないものを買ってくるのですが、それでも少量入っているのか、やはり喉がしびれるのです。
あまり飲みたくないのですね~
ですので、このシンプルなうがいには本当に大助かりでした。

[身体の調整]
寝ている間はとにかく、首筋から顎関節、耳の前後を通ってこめかみまでの筋肉がつるわ、凝るわで痛かったのです。
こちらはキネシオロジーでなんとかしようと調べてみると、耳の後から喉元にかけて"前部頚椎屈曲筋"という筋肉があるのですが、この筋肉は経絡で言うと胃経と関連しています。
あー、どうりで、胃がやられて、食べ物が入らなくなっていました。
この筋肉と対になっている"後部頚椎屈曲筋"と両方の筋肉に関係するポイントがちょうど顎関節のところです。どおりで顎関節の納まりがわるかった。

そこで、手っ取り早く"経絡音叉"の"胃経・脾系"で経絡を調整。
胃がキュルキュル言い始めました。

頭の中が八方塞で、すっきりさせる為に新鮮が空気が必要とのこと。
窓を開けて空気を入れ替え、庭に出て首をまわしたり、深呼吸したりしてみました。
仕上げにロールオンをくるくる・・・

実はこれで首と胃が随分楽になったのです。
色んなアプローチがあると便利です。

熱だけは、オイルを身体に入れようが、炊こうが、夜になるを8度を超えていたので、
さすがに3日目から解熱剤を数回服用しました。
飲んでも、やっぱり夜には熱が出たんですけれどね。

[アロマバス]
起きられるようになってからは、アロマバス。
たっぷりのデッドシーソルト+グリンクレイ。
オイルは、毒素排出のジュニパーベリー、血液浄化のエバーラスティング、筋肉痛にローズマリー、循環促進にパインなどを乳化剤でしっかり溶いて、少し多めに使用。
たっぷりの汗で身体をお掃除。

まだ、だるさと咳が残っていますが、明るい気持ちのアロマに切り替えて行きたいと思っています。

あ~、それにしても疲れた~


[関連商品]

エッセンシャルオイル
ファイン ベジタブルオイル ブレンド
ロールオン ボトル
ヴァポライザー
分散剤
乳化剤
デッドシーソルト
グリンクレイ




2005年3月4日金曜日

ロールオン アロマ 「レリーフ」

pro-btroll1.jpg頭痛の特効薬としてあまりに有名なペパーミント。
心身ともにリラックスさせるラベンダーとカモミール ローマンの、ある意味とってもノーマルなブレンド。
ブレンド自体がノーマルすぎるかな?とも思ったのですが、この普遍的ともいえるブレンドを、希釈して、キャップを開ければそのまま片手でもくるくる塗れる"ロールオン ボトルに入れて"持ち歩ける便利さはちょっといいかも?と思い直したのです。
このかわいさは、ちょっと人にプレゼントするにも、とても便利ですし。

ラベンダーとカモミールの甘さの中から、そぉ~っと出てくる感じのペパーミント。
この「すっきりしたリラックス」を誘う香りは、男性にも受け入れやすいようです。
仕事の合間にちょっと一息入れたい時にぴったり。

私は、こめかみよりも、後ろの首筋から肩にかけてよく使います。
メールを沢山書いた後の腕とか・・・
体温でお肌が"ヴァポライザー"の代わりをしますので(^^;)、ほんのりとした香りにも包まれて、しばし気分転換。





2005年3月3日木曜日

ロールオン アロマ 「ゴージャス」

pro-roll.jpg

WIZARDのオリジナル エッセンシャルオイル ブレンドを、ロールオン ボトルにつめて新発売しました。

この"ロールオン"はとても便利で、用途に合わせ色々作っては、家のあちこちに置いています。
たとえば、枕もとには「目覚めのロールオン」。
鏡の前には、今回発売の"スーシング"の原型「蕁麻疹用のロールオン」
パソコンの前には、「気分転換のロールオン」
バッグの中には、今回"ゴージャス"と名打って発売したロールオン。
という具合です。

希釈に使っているのは、持ちの良いホホバでも良いのですが、もう少し軽くしたかったため、"ファイン ベジタブルオイル ブレンド"を使用しました。
ROEを若干添加していますので、結構長持ちです。

このボトルを手に入れるまでは、以上の用途のものはほとんど"ジェルベース"で作っていました。
それはそれでアッサリとして、とても使いやすいのですが、
ロールオンボトルですと、オフィスや外出先などでもすっと使えて、幸か不幸か、あっというまになくなってしまいます。

ゴージャス
甘く華やかな、文句無しにお気に入りの香りです。
これまで、多くの方にジャスミンサンバックを試して頂いてきましたが、この香りが嫌いと言う人に、今のところまだ出会っていません。
ジャスミンはちょっと苦手・・・とおっしゃる方でも、インディアン ジャスミンである、別名"Mogra"(モグラ)のこの香りは、みなさん気に入ってくださいます。
"香りの女王"といわれ、インドでは花嫁の髪に塗るなど、お祝い事の香りです。

そのモグラに、これまた、インディアン ベチバーであり、"富のオイル"と言われる"Rhu Khus"(ルークス)をブレンドしています。
引き込まれそうな深いグリンのこのオイルは、ハートチャクラに対応しながらも、心身をしっかりとグラウンディングさせてくれます。

個人的にこの組み合わせはアーユルヴェーディック オイル同士では最高に好きな組み合わせです。
疲れたときや、怒りやイライラで気が上がってしまっている時、手首の内側に少し塗り、
ふぅ~~~!と香りを吸い込むと、一気に自分やその場のオーラが変る気がします。

また、個人セッションやセミナーをする前の、オーラシールドにもパワーを発揮してくれます。

この香りの不思議なところは、"高貴な気分"で居たい時にも向くのに、
"かわいらしさ"も一緒に演出してくれるところです。
"無邪気さを内に秘めた貴婦人"といったところでしょうか?

男性から女性へのプレゼントにもお勧めの自信作です。


**********************************************
あとの2種についても、追々書いて行きたいと思います。
あ~、ハーブパウダーについてのリクエストもあるのでした。
今週は、おかげさまで、キネシオロジーのセミナーやセッションの予定が続けて入っているので、ぼちぼちと、できるだけ書くようにしますね。




2005年2月21日月曜日

エネルギー浄化

エネルギーに被爆しやすい私。
なんだか異様に疲れるので、 ちょっと強めの浄化スプレーを作ってみました。

いつもだと、ジャスミンウォーターで、かなりすっきりするのですが、今回はちょっとおっつかない感じ。
なので、ジャスミンにワイルドのジュニパーベリーを1:1でブレンド
たったこれだけ?
はい、たったこれだけです。これを惜しげなく、自分にも、部屋にも、何度でも、しっかりスプレーします。
私的には、つかれやすい頭の後ろ、肩の集中的に使います。

フローラルウォーターって、エッセンシャルオイルとはまた大きく違ったバイブレーションを持っています。
エナジェティックな面では、単体でもかなりパワーを発揮してくれるのがフローラルウォーターだと感じています。
ですので、用途によっては、やたらとブレンドしすぎるのも考え物なのですね。

シンプルですが、私の強い味方です。

[関連]
ジャスミン ウォーター
ジュニパーウォーター ワイルド




2005年2月7日月曜日

エッセンシャルオイルの光毒性

光毒性について。

ある講師の方から光毒性についてお問合せを受けました。

授業で光毒性の話をしたところ、
A社のセミナーの資料に「オレンジ、マンダリン、タンジェリンは光毒性なし」
と記載してあると生徒さんが見せてくれました。
確かに、欧米の文献ではマンダリン、タンジェリンOKと書いてあるものも見たことがあります。
B協会はオレンジのみOKと言っています。
そんな話をしたら、C社のスクールに通っている方が「私はオレンジ以外はだめ、と教えてもらいました」と。

たしかに、色々な記述・情報があります。
どうしてそうなっているのか、ちょっと調べてみました。

どうやらキーは、
*IFRAにより推奨されるベルガプテンの安全許容濃度は0.0015%。(精油の科学)
かと思われます。
IFRAというのは、アロマセラピーの団体ではなく、スイス・ジュネーブに本部を置く香料製造業団体です。ここが出したこの数値の解釈により、多少記述がまちまちになっているのではないかと。


オレンジ スィートも、マンダリンもタンジェリンも、
フロクマリン類は含んでいます。
(いろいろ調べましたが、正確な濃度は見つけられませんでした。)
光毒性が強いとされているエッセンシャルオイルは、
エッセンシャルオイル自体のベルガプテンの含有量が多い為、使用しないようにとされているものですが、含有量により**%までに抑えるように・・・といっているわけで、いずれもその目標値は0.0015%に抑えることであると。

ということから考えると、
オレンジスィート、マンダリン、タンジェリン
についても、「全く安全」と言い切ってよいものか?
むしろ、朝のスキンケアに使いたいなら、できるだけ薄い濃度で、
1滴程度にね(・・といっても、濃度が問題ですが)
と言うことになるでしょうか。


ちょっと検索してみますと、FCFベルガモットのベルガプテンの濃度を明記し(本当か?)、その安全性をうたっているメーカーもありまた。

オーストラリアのアロマの第一人者の一人は、
FCFといえども、完全除去は実質無理。
また、ベルガプテンを除去することで、他の成分構成が変ることになり、そのあたりが不明であることから、FCFの使用を引き止めています。


ところで、石けん、シャンプーなど、洗い流すものであれば、ベルガモットなどを含んでも良いという記述もあります。
しかし、そう書かれている「精油の安全性ガイド」によりますと、光毒性は、最初の1時間が増加の一途、その後2時間ピークを持続、さらにその後8時間かけて減退すると記述されています。
使用方法にもよりますが、一旦肌に吸収されてしまえば、水で洗い流しても肌への残留はあると考えるのがベターかと。
オイルマッサージに比べ、石けん・シャンプーなどの方が軽いようにも感じますが、頭皮の吸収度は、たしか全身で最も高かったように記憶しています。

ですので、ただ単に「使用可能」とするのではなく、「一定の濃度を守る限り使用可能である」というのが、厳密には正しいかと。

オーストラリアのアロマ化粧品メーカー(日本にも出ています)の石けんにも、洗顔にもベルガモット、ライム、マンダリンを使っているメーカーがあります。
えーーーー!と思いつつも、試しにシドニーにてトラベルセットを使用。
1週間もするとどうも日焼け状態で、顔が黒くなってきました。
即使用中止。
通常のものに切り替え、ビタミンCクリームでせっせと白!?に戻した経験がありました。
4-5年も前の話ですから、今は成分も濃度も変っているかもしれませんが。

オゾンホールが開いていて世界で最も紫外線が多いと思われ、皮膚がんへの意識も高いオーストラリアのアロマティックコスメのメーカーは、意外にこれらの精油をバンバン使います。多分、使用濃度に対するリサーチはかなり進んでいると考えられますが・・・
各精油が含む成分が、確実な0.0何%まで把握しきれない個人で楽しむアロマティック コスメに関して、私自身は、石けん・シャンプーへの使用も、あまり信用していませんし、お勧めできません。


もう1点。この方から送っていただいた文書に、
「ベルガモット、グレープフルーツ、ビターオレンジ、ライム、レモン以外の柑橘系の精油が含んでいるフロクマリン類は光毒性のないフロクマリン類です。」
と書かれているものがありました。
いろいろ調べてみましたが、なんという成分がそれにあたり、どの精油が何%含んでいるのか、見つけられませんでした。
もしご存知の方がありましたら、是非教えていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


[参考]各文献から。
■「精油の安全性ガイド
 最大使用可能濃度
  アンジェリカ ルート0.78%
  ベルガモット 0.4%
  グレープフルーツ 4%
  レモン(圧搾) 2%
  ライム(圧搾) 0.7%
  オレンジ ビター 1.4%
  タジェット 0.05%

 マンダリン、オレンジ スィート
、タンジェリン、レモン(水蒸気蒸留抽出)、ライム(水蒸気蒸留抽出)には光毒性はなし。
 ベルガモット 0.5%希釈液では光毒反応を起こさず。
        1%濃度っで8時間後なら安全。
        2.5%濃度で10時間後なら安全。
        15-20%では12時間以上でも光毒性反応を引き起こす力がある。

■「ヘルスプロフェッショナルのためのアロマセラピー」
 ほぼ上記に同じ。

■「クリニカル アロマテラピー
 光毒性があるので使用を避けるもの
 アンジェリカルート
 ベルガモット
 少量の光毒性があるもの。
 レモン、ライム、オレンジ ビター
■Nature Care Collage text(私が通ったシドニーの学校のテキスト)
 強い高毒性があるもの
  アンジェリカルート、ベルガモット、ライム、オレンジ ビター
 マイルドな光毒性があるもの
  グレープフルーツ、レモン、マンダリン、オレンジスィート、タンジェリン。
  (レモン、ライムは、圧搾法・水蒸気蒸留法いずれもマイルド)


最後に、この調査のきっかけを作ってくださったY先生に感謝いたします。




2005年2月1日火曜日

自然とアロマセラピーの共存

昨日の朝日新聞(web)から。

香りと音楽、トイレでリラックス TOTOが新製品

なんでも"自動"というのが日本的だなぁと思う一方、そういう環境に慣れてしまうと、他に行けなくなるのでは?と妙な心配もするもしたりします。
トイレ、玄関、靴箱、お部屋etc.色んな消臭剤や香り製品が氾濫し、気がつくと化学合成の"いい香り"に慣らされてしまているかも?

個人的には、普通の部屋に香りをつけるのはあまり好きではありません。
ですので、普段は、ほとんど香りを使いません。

こんな仕事をいるのに?
と思われるかもしれませんが、日常的にいつもいつも何かの香りにさらされていると、人間の鼻はだんだん感度が落ちていってしまいます。
そして、本来"危険探知機"でもあるこの鼻が、いざという時、危険な香りを感じなくなっては困るのです。

せっかくオーストラリアの自然の中で暮らしているのだから、自然の香りをできるだけ楽しみたいというのもあります。
そういうと、じゃ日本は・・・ということになりそうですが、
日本を出てみて気づいたことは、「なんと四季の美しい国であったことか」ということ。
四季折々の景色、色、風情が、日本には実にはっきりとあるのです。
日本のカレンダーを眺めていると、

一月 お正月 松の香り
二月 雪の香り
三月 梅の香り
四月の桜の香り
五月の菖蒲の香り
六月のじめっとした梅雨のにおい、アジサイの花
七月・八月の海やプールのにおい。ひまわりの花
九月のお月見・・・団子のかおり(^.^)
十月のきんもくせいの香り
十一月の紅葉した山、落ち葉の香り
十二月の冷えて張詰めた空気の香り

・・・、あまり根拠無く書いていますが(^^;)、それでもこのくらいすぐ思いつきますし、それぞれの香りが思い出されます。

確かに、今の時代、必ずしも身近にそんな香りがすべてあるとは言いませんが、それでも、そこそこ近くにこれだけの香りの移り変わりを楽しめる国なのです、日本って。

シドニーにも、花の季節はそれぞれにありますが、日本ほど四季ははっきりしません。
でも、日本では開発のためにじゃんじゃん切り倒されている何百年もの年輪を持つ大きな木がいたるところにあります。
そして花があり、鳥があつまり・・・
そんな自然の営みの香りを押しのけてまで、
わざわざ生活に香りをつける必要があるのだろうか?
とふと思うときがあります。

エッセンシャルオイルは天然の香りです。
けれど、身の回りにある天然の香りを楽しむこともまた"アロマセラピー"
トイレなど必要なところ、あるいは、身体や心、美容のために目的を持って使う香りには、もちろん天然の香りであるエッセンシャルオイルを使いたいと思います。

身の回りにある天然の香りと、自分で意図を持って使う天然の香り。
上手に共存できるといいなと思っています。




2005年1月30日日曜日

花粉症・・・ですか?

花粉症が話題になり始めていますね。
今年は花粉が多いとか。
そう言われれば、どうも私も花粉症のような気が・・・してきませんか?
情報に引っ張られないでね~


さて、以前お話した"分散剤"。
エッセンシャルオイルを使ったスプレーを作るときにも大活躍です。

ユーカリ オーストラリア(ラディアタ) 10滴
ティートリー 10滴
ラベンサラ 5滴
分散剤 12.5ml(250滴)
をしっかりブレンドし、最後に
カモミール ジャーマン ウォーター を全部で50mlになるように。
小さなスプレーボトルに入れてバッグに忍ばせておくと、いつでもどこでもべんりです。
ウォーターは、蒸留水でもいいのですが、
せっかくなので精油だけでなくフローラルウォーターも使っては?と。
ティートリーウォーターやカモミール ローマンウォーター、ブラック スプリュースウォーターでもいいですね。

小さなお子様の予防であれば、フローラルウォーターだけのブレンドも便利。
なお、ペパーミント、ユーカリウォーターは4歳未満のお子様には禁忌です。

このスプレーは、ちょっとアレルギーっぽい時、風邪を引いた時のお部屋の浄化などにも使えます。


この他、花粉症には、ジェルにエッセンシャルオイルをブレンドしたものを鼻に塗るというのも便利です。
鼻に直接香りを入れてしまうのですね。
ジェルだとべたつかないし、濃度調節もできますし、ブレンドも可能。


もっと手軽に・・・と思う人は、
ティシュを4つに折ったその角にティートリーかユーカリ ラディアタを1滴。
エッセンシャルオイルを落とした部分が内側になるようティシュを細長く折って、
そのまま鼻の穴へ入れては大きく息を吸う(^^;)
大胆ですが、脳へも肺へも刺激は最大です。
(子供には刺激が強すぎますので、向きません。)

本当は、これに近いことができるスティック ボトルを見つけたのですが・・・
高くなりすぎて販売断念したのでした。


[関連情報]
ユーカリ オーストラリア(ラディアタ)
ティートリー
ラベンサラ
分散剤
フローラルウォーター
ミニスプレーボトル
ジェルベース




2005年1月29日土曜日

新しいおもちゃ!?

poqueなるものを見つけたので、貼り付けてみました。

最初は、間延びしたへんてこな画像で出るかと思いますが、"エントリーリスト"の右横をクリックすると、最近のタイトル一覧になります。
綺麗な写真をたくさんアップしているblogだと良かったのですが・・・
まだ、写真は少ないですからね~

その上、デジカメが壊れてしまって、今写真が撮れません(>_<)
新しいデジカメは、どう考えても日本製が良いですし、それなら日本から買いたいですし・・
(日本で買った方が良い機種が安く手に入るので)
ということで、ちょっと時間がかかるかもしれません。

それまで、文字でがんばりますね。





2005年1月25日火曜日

フローラルウォーターに関する書籍。

フローラルウォーター/ハイドロゾルに関する書籍は少ない。

少し前までは、この本がフローラルウォーターについて書かれた唯一の本だった。
昨年7月に日本語版が出たようで嬉しい限りだが、フローラルウォーターについて詳しく知りたいと思うと、今となっては少し物足りない。
むしろこの本の面白さは、エッセンシャルオイルの植物名の解説にあるといえるだろう。

エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375
ジニー ローズ 飯嶋 慶子

BABジャパン出版局 2004-07
売り上げランキング 74,582

おすすめ平均 
1冊でEOとハイドロソルの事がわかります!

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2001年に、カナダのスーザン・カティがハイドロゾルについての活用を発表、英語版の"Hydrosols"が出版され、一躍注目を浴びた。
これまでに無い画期的な、フローラルウォーターについての研究と活用法だった。
これは、いまもこれまらもバイブルとなる1冊になると思われる。

丁度私も、禁忌の多いエッセンシャルオイルより、禁忌の少なく、"水"という性質から"エナジェティック ヒーリング"に向くのはむしろフローラルウォーターではないか?あるいは、内服が可能なのでは?と興味を持ち始めたときに、このカティ・スーザンが来豪、シドニーでセミナーを行った。
それは本当に小さなセミナーではあったけれど、これまでに無いめくるめく内容に感動の2日間だった。
当時の参加者は、アロマセラピーの講師が多かった。


ハイドロゾル―次世代のアロマセラピー
スーザン・カティ

フレグランスジャーナル社 2002-06
売り上げランキング 271,455


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そして昨年末、イギリスからレン・プライス&シャーリー・プライスがフローラルウォーターについての本を出した。(ただしまだ英語版のみ)
彼ら曰く「フローラルウォーター」も「ハイドロゾル」も正確ではなく「ハイドロラット」と呼ぶのが正しいというこだわりも興味深い。

フローラルウォーターの構成成分についてと、実践的な処方について幅を広げたい方向きと言える。

Understanding Hydrolats: The Specific Hydrosols For Aromatherapy : A Guide for Health Professionals
Len Price Shirley Price Katja, Ph.D. Svoboda


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[お勧め書籍]





2005年1月15日土曜日

ビタミンC セーラム

シドニーは今夏。
特にここ2-3日は日中30度を超え、ちょっとこたえています・・・
(エアコンありませんので・・・)

シドニーの夏は、気温は上がっても湿度は日本ほど上がらないのが特徴です。
からっとしているので、陽が落ちれば涼しい風が吹くのは救い。
熱帯夜はほとんどありません。
ところが、オゾンホールに近い為か、日中の太陽光線はじりじり強く、肌の表面から身体の水分を奪われている感じで、お肌はむしろ夏の方が乾燥するくらいなのです。
でも暑いので、できればクリームはあまり使いたくない・・・
とは言え、ビタミンCは使っておきたい・・・

そこでちょっと思いついたのが"ビタミンC セーラム"です。
serum
[レシピ] 
レシチン乳化剤 30ml
セントジョンズワート ウォーター オーガニック 10ml
センテラ オイル 1ml
ビタミンCパルミテート 1ml


ジェルベースより油分保有量の多いレシチン乳化剤に、脂溶性のビタミンCパルミテートをブレンドしたもの。

最初はこの2つのブレンドだけだったのですが、ちょっと濃すぎて伸びが今ひとつ。
そこで、やはり美白を目指してセンテラオイルとセントジョンズワートウォーターをプラス。ちょっと伸びが良くなりました。

これを、このごろお気に入りのセーラムボトルに入れ出来上がり!
冷蔵庫保存必須ですが、化粧水、ジェルの後に、冷蔵庫から3プッシュ。
冷たさも気持ちよく、適度なオイリーさが肌をカバーしてくれます。

このセーラムボトルがまた良くできていて、中身が減ると底の透明な部分がどんどん上がってくるのですね。
ですので中身が空気に触れる機会が少ないのです。
よくできていますね~
写真のものは40mlサイズの容器なのですが、近々30mlタイプを発売予定です。
レシチンやジェルとフローラルウォーターなど、とろっとしたものを入れるのにはとても便利です。

日本は今冬ですので、ちょっとピンときにくいかもしれませんが、
クリームは苦手だけれど、乾燥肌で美白をしたい時には、なかなかお勧めのセーラムです。
ウォーターの分量を調節すると、さらっと感を変えられます。

ちょっと面白い美容液でした。

[関連]
レシチン乳化剤
セントジョンズワート ウォーター オーガニック
センテラ オイル
ビタミンCパルミテート
セーラム ボトル 近日発売予定




2005年1月12日水曜日

エッセンシャルオイルでうがい&喉スプレー >分散剤を忘れずにね♪

年明け、しかも夏だというのに風邪をひいてしまい、喉は痛いわ、熱はでるわ・・・
で、かなり弱ってしまいました。
私の風邪はいつも喉から始まるのですが、その時に活躍してくれるのが、
トローチ代わりのビタミンCタブレット+ティートリー、
ティートリーうがい&スプレーです。

今日は、このティートリーでうがい薬やスプレーを作る時に欠かせない「天然オイル分散剤」について書きたいと思います。

きっかけは、日本でアロマの講師をされている方からメールでもあります。
(なんだか、ラジオの投書コーナーみたい?)
************************************************
授業で「精油をそのまま使用しないように」と分散剤の存在を生徒さんに教えたところ
生徒さんが分散剤を買おうと某ショップへ。
ところが、そこで販売員さんは
「精油を直接入れても全く問題ないですよ」
とあっさり。
ショップでこんなこと教えるなんてあんまりです。
絶対に事故が置き難いんですよ、分散剤とか乳化剤使った方が・・・
セルフケアのアロマ以前に店で使う人には徹底して教えた方がいいと
思っていて・・・
************************************************


「天然オイル分散剤」
もともとは、フランスでエッセンシャルオイルの内服用に作られた、大豆レシチンをベースとした製品です。

よく!?
「エッセンシャルオイルを紅茶に1滴落として・・」
なんて話を聞いたり読んだりしますよね?
これ、実はとても危険なのです。

ご存知の通り、オイルと水は混ざりません。
ほんの1滴・・と思われるかもしれませんが、紅茶の上に落とされた精油は、一見混ざったように見えても、油のかたまりとなり表面に浮きます。
これを飲むと、唇や口の中にこのオイルのかたまりがついてしまうことがあり、場合によっては炎症を起こします。
たとえば、ティートリーは、直接肌に使えるオイルとも言われていますが、
誰でもと言うわけではなく、やはりまけてしまう場合もありますし、ましてや口の中など、粘膜部分はとても敏感です。

これはお茶にかぎらず、うがいぐすりや、アロマバスなどにも同じことが言えます。

そこで、是非是非忘れずに使っていただきたいのがこの
「天然オイル分散剤」オイルを水を混ざりやすくしてくれる媒介の役割をします。

「天然オイル乳化剤」とのもっとも大きな違いは、分散剤は"水中油"型であることです
マーガリンの説明などで聞かれたことがあるかもしれませんが、
水と油を混ぜる時に、"水中油"と"油中水"の2つのパターンがあります。
水中油--水の中に油を分散させる。油分子の周りを水が取り囲むため、
    出来上がりは水に近いさらっとした仕上がりになる。
油中水--油の中に水を分散させる。水分子を油が取り囲むため、
    出来上がりは少し油っぽく、しっとりとした仕上がりになる。
分散剤は、この前者"水中油"型なのです。


もし、お茶にエッセンシャルオイルを入れて飲もうと思われるのであれば、
先に、エッセンシャルオイル1滴に対し、分散剤10滴を合わせしっかり混ぜ、
それからお茶に注ぐ、またはその上からお茶や水を注ぎ、よく混ぜて飲みます。
こうすることで、表面に浮くオイルのかたまりをへらし、唇や口内についてしまう可能性を大きく減らすことができます。

お茶に入れるもので、分散剤の代わりにできるものは、
ミルク(牛乳)
はちみつ
などがあります。いずれも、ただエッセンシャルオイルを落とすだけでなく、
お茶に入れる前にしっかりと混ぜてくださいね。


うがい薬も同様です。
エッセンシャルオイル1滴+分散剤10滴を混ぜてから水と合わせます。

うがいを毎日励行していて、たくさん使いたい場合は、
エッセンシャルオイル1ml+分散剤10mlをドロッパー付ボトルに作っておき、
コップ1杯の水にこのブレンドを10滴落とせば、エッセンシャルオイル1滴分を入れたことになり、便利です。このブレンド10mlで20回うがいできます。
エッセンシャルオイル+分散剤+水
を作っておけばもっと便利♪と思われるでしょうけれど、
残念ながら、先に水までブレンドしてしまうと、水が腐敗しやすいため、あまり長持ちしません。
できればその日のうちに使うことをお勧めします。


この「うがい原液」ができてしまえば、同じようにスプレーをつくり、喉スプレーにも応用できます。


化粧水も同様。
エッセンシャルオイル+分散剤
を作ってからフローラルウォーターなどとブレンドします。
先に書いた通り、"水中油"タイプの分散剤は、さっぱりとした化粧水を作るのに向いています。
しっとりとして化粧水には、乳化剤が向いていると言えるでしょう。

口に入れることのない化粧水などの場合は、
同じような分散・乳化作用を持つほかのものでも代用できます。
WIZARDの製品で言えば、
天然オイル乳化剤
レシチン乳化剤
ジェルベース 
(市販のジェルすべてに分散作用があるわけではありませんのでご注意ください。)
などがそれに相当します。

最後に、アロマバスですが、
WIZRDでは、バスには、分散剤よりも乳化剤をお勧めしています。
理由は3つ。
1.バスはしっとり仕上がる方が良いので。(好みあり?)
2.バスオイルには、エッセンシャルオイルのみでなく、ベジタブルオイルもブレンドする場合があるので。この場合は分散剤ではパワー不足。必ず乳化剤を使ってください。
3.分散剤は乳化剤の何倍も高いから!!!


たった1滴のエッセンシャルオイルですが、エッセンシャルオイルは"濃縮"された植物オイルです。
決して1滴を甘く見ないでください。
また、分量を多くすればいいというものでもありません。


アロマをご家庭で安全に楽しみたい方はもちろん、
プロとして講師や販売、あるいは処方をしていらっしゃる方々にも、
是非認識していただきたいと願ってやみません。

エッセンシャルオイルは決してそのまま入れないでくださいね★




2005年1月9日日曜日

未熟児とバニラ

今日のシドニー モーニング ヘラルド(シドニーの朝日新聞?)の記事からです。

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「甘い香りは、赤ちゃんの呼吸を楽にする」

フランスのドクターが、未熟児の無呼吸に薬は効果がなく、バニラ エッセンスを枕に落とすことで36%減少させることができたと発表した。

嗅覚の発達は早く、未熟児でも香りには敏感であるということはすでにわかっており、未熟児に有害な香りをかがせいなようにしてきたが、有効な香りの研究は始めてであると。

母親の臭いがあると泣き止むという報告もある。

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人間は、生まれながらにして"甘い香り"がすきなのでしょうか?




2005年1月6日木曜日

お目覚めオイル

朝の覚醒がどうもうまくいかない・・・

「あ~、疲れた~」
と思ってなんとなく目を開けるものの、身体と意識賀が起きてくるまでに20-30分、実際に起き上がれるまでにさらに20-30分ほどかかる。
昔は低血圧だったけれど、今は特に低血圧ということもない。

この覚醒をもう少しすっきりできないものか・・・?と思い、
ロールオンを作ってみた。

ベースオイルに、
タイム リナロル
ラベンサラ
ローズマリー ベルベノン
ローズウッド
プチグレン

目覚めとともに手首に塗り、身体が起きるまで、何度か鼻の前で振る。
別に、ティッシュに落としてもいいのだけれど、
肝・腎・免疫系ブーストの目的もあるので、身体に入れてもいいかなと。

1度目の香が鼻から頭にぬけ、脳は割に早く目覚めてくれる。
あとは、身体を起こす為に、ゆっくり2-3回。

一気にお目覚め!
と言うわけには行かないけれど、す~っと起きる感じが、ちょっと気に入っている。




2005年1月3日月曜日

ブラミのパワー

以前、他のblogへ投稿した記事ですが、ここにまとめておきます。

ブラミというアーユルヴェーダで使われている緑色の美しいオイル。

これまでにも、記憶力増強に良いとは聞いていたが、
ある日、たまたまポストに投げ込まれていた近所の薬局の新聞(早い話がDM)に、
このことが書かれていた。

記憶力を良くするにはどうすれば良いか?
ストレスは短期記憶に影響するらしい。
で、ハーブは何がいいかというと、
ブラミ/バコパ/ウォーターヒソップ
センテラ(ゴツコーラ)
hawthorn/西洋サンザシ
guarana/ガラナ
ginkgo/いちょう
だとか。

で、ブラミ。
その昔、僧侶が長いマントラを覚えるのに使った。
日本漢方(中国漢方とはまた別)では不眠症、神経症、神経強壮に使われている。
最近では、インド政府の薬科研究所の研究で、"Bacosides"というブラミの活性成分が記憶を呼び起こすキーとなる神経パルス伝達物質の向上を助ける働きがあると発表していると。

これらのハーブの使用と、ストレス マネジメントが記憶力向上につながる。
・・のだとか。

ということは、スリーインワンでストレスレベルを落としておいて、ブラミを使うことで、短期記憶は向上できるかも!!!

記事ではハーブだけれど、オイルでも同じことが言われていたので、多分いけるだろう。

インド人の先生は、毎朝ブラミを百会に少し乗せておいておくと、自然に体内を通って足先から浄化されると言っていた。

シャンプーに入れるのも良いけど、少量ならこれも良いかも。

[関連]
ブラミ




2005年1月2日日曜日

お歳暮用 M&Pソープ

リクエストでお歳暮用のせっけんを作りました。

実は、せっけん作りにはなかなか興味がわかず、これまた、お客様からのリクエストでM&Pソープベースを仕入れてみたのがきっかけです。
苛性ソーダを扱わなくて良いし手軽にできるかなぁと興味半分に作ってみたところ、意外に楽しく、M&Pならちょっと作ってみてもいいかなぁと、時間を見つけては研究中です。

greensoap

これは、下半分にフレンチクレイのグリンをたっぷり。
上はティートリーパウダーを入れてみました。
かなり細かなパウダーなので、軽いスクラブ効果あり。
ローズペタルなどを入れるよりは、そのまま流しても邪魔!?にななら無くていい感じです。
日本は風邪の季節なので、ティートリーラベンサラなどのエッセンシャルオイルを加え、男性用に・・と思ったのですが、男性もかさかさするんだ・・・ということで、
アロエジュースと、型入れ直前にホホバ椿オイルを少々。


pinksoap

こちらは女性用にと作ったもの。
同じベースに、下半分はフレンチクレイのピンクシアバター
上半分ははちみつアロエジュース
香りは、モグラダウナとアーユルヴェーディック オイルを使って、
怪しい甘さ!?を出してみました。
かなり気に入っています。

実はこのピンクバージョン、何をどう失敗したか、作ったうちの2つは、上下バラバラになってしまいました(;_;)
これまで作った2層ものや、今回のグリンバージョンは、全部綺麗にくっついていたのですけれど・・・
う~む。

[手順]
●特にこの透明なグリセリンM&P ソープベースは、刻んで、溶かして、混ぜたい素材を混ぜて、型に入れるだけ。
私の場合は、夜作って、翌朝型出し。
あとは、2-3日も寝かしておけばすぐ使えるので、本当に便利。
溶かすのは、湯煎をしてもいいのですし、手早くしたい場合は電子レンジで20秒を数回チンするだけ。沸騰しない程度に、完全に溶かすのがミソです。

●耐熱ガラスの500ml~1Lの軽量カップかボウルがあると便利。
混ぜるのはできれば木べらで。
(この木べらは、石鹸作り専用にしておいたほうが良いでしょう。)
クレイやティートリーパウダー、ホホバオイルなどは、溶けたベースにすぐ入れてO.K.ですが、熱に弱い素材、今回で言えば、アロエジュース、シアバター、エッセンシャルオイルなどは、40℃くらいまで温度を下げてから入れるのがベター。
40℃を下回ると、固まり始めるので手早く入れる必要があります。
なので、ベースを溶かしはじめる前に、クレイなどブレンドしたい素材を計量して、置いておくと便利です。

アロエジュース、シアバター、はちみつは、赤ちゃんにも使える、しっとりとした石鹸作りにとても貢献してくれる素材で、いまのところかなり気に入っています。

●基本の分量は以下の通り
M&Pソープベース グリセリン 100g
水またはフローラルウォーター 小匙1-2杯

クレイ 小匙1-2杯
バター 小匙1杯程度
蜂蜜  小匙1-2杯
ベジタブルオイル 小匙1杯程度
エッセンシャルオイル 10-40滴(0.5-2ml)
あくまでも目安です。





2005年1月1日土曜日

このblogについて

はじめまして。
オーストラリア/シドニー在住のyukiです。

アロマのことや手作りコスメ、ソープベースを使った石鹸作りなどについて、
色々思いつくこと、感じることを、堅くならず、ラフな気持ちでお伝えできる場があればなぁと思い、blogに書き貯めてみることにしました。

更新は不定期。

思いついた時、気が向いた時に書いてみたいと思います。
いつもいつも、きっちり調べてから・・・なんて思っていると、なかなか書けなくなってしまうと思いますので、タイムリーとラフさを重視して書こうと思っています。
なので、深い突っ込みは勘弁してくださいね~

シドニーから、気ままにお気に入りを集めたオリジナルブランド、WZIRADにて、アロマ関連商品をお届けしています。
また、オーストラリア発、世界初、日本未発売のオーガニック スキンケア&コスメ製品"miessence"も同じホームページから日本へお届けしています。
これらの取り扱い製品についても、具体的に書いてゆきたいと思います。

**について聞きたいとか、ご質問はお受けしますが、できるだけblog内でお願いします。
また、お返事は必ずしもすぐにできるとは限りませんので、ご了承くださいね。
色々なご意見も、いただけると嬉しいです。

ではでは、よろしくお願いします。