2005年3月4日金曜日

ロールオン アロマ 「レリーフ」

pro-btroll1.jpg頭痛の特効薬としてあまりに有名なペパーミント。
心身ともにリラックスさせるラベンダーとカモミール ローマンの、ある意味とってもノーマルなブレンド。
ブレンド自体がノーマルすぎるかな?とも思ったのですが、この普遍的ともいえるブレンドを、希釈して、キャップを開ければそのまま片手でもくるくる塗れる"ロールオン ボトルに入れて"持ち歩ける便利さはちょっといいかも?と思い直したのです。
このかわいさは、ちょっと人にプレゼントするにも、とても便利ですし。

ラベンダーとカモミールの甘さの中から、そぉ~っと出てくる感じのペパーミント。
この「すっきりしたリラックス」を誘う香りは、男性にも受け入れやすいようです。
仕事の合間にちょっと一息入れたい時にぴったり。

私は、こめかみよりも、後ろの首筋から肩にかけてよく使います。
メールを沢山書いた後の腕とか・・・
体温でお肌が"ヴァポライザー"の代わりをしますので(^^;)、ほんのりとした香りにも包まれて、しばし気分転換。





2005年3月3日木曜日

ロールオン アロマ 「ゴージャス」

pro-roll.jpg

WIZARDのオリジナル エッセンシャルオイル ブレンドを、ロールオン ボトルにつめて新発売しました。

この"ロールオン"はとても便利で、用途に合わせ色々作っては、家のあちこちに置いています。
たとえば、枕もとには「目覚めのロールオン」。
鏡の前には、今回発売の"スーシング"の原型「蕁麻疹用のロールオン」
パソコンの前には、「気分転換のロールオン」
バッグの中には、今回"ゴージャス"と名打って発売したロールオン。
という具合です。

希釈に使っているのは、持ちの良いホホバでも良いのですが、もう少し軽くしたかったため、"ファイン ベジタブルオイル ブレンド"を使用しました。
ROEを若干添加していますので、結構長持ちです。

このボトルを手に入れるまでは、以上の用途のものはほとんど"ジェルベース"で作っていました。
それはそれでアッサリとして、とても使いやすいのですが、
ロールオンボトルですと、オフィスや外出先などでもすっと使えて、幸か不幸か、あっというまになくなってしまいます。

ゴージャス
甘く華やかな、文句無しにお気に入りの香りです。
これまで、多くの方にジャスミンサンバックを試して頂いてきましたが、この香りが嫌いと言う人に、今のところまだ出会っていません。
ジャスミンはちょっと苦手・・・とおっしゃる方でも、インディアン ジャスミンである、別名"Mogra"(モグラ)のこの香りは、みなさん気に入ってくださいます。
"香りの女王"といわれ、インドでは花嫁の髪に塗るなど、お祝い事の香りです。

そのモグラに、これまた、インディアン ベチバーであり、"富のオイル"と言われる"Rhu Khus"(ルークス)をブレンドしています。
引き込まれそうな深いグリンのこのオイルは、ハートチャクラに対応しながらも、心身をしっかりとグラウンディングさせてくれます。

個人的にこの組み合わせはアーユルヴェーディック オイル同士では最高に好きな組み合わせです。
疲れたときや、怒りやイライラで気が上がってしまっている時、手首の内側に少し塗り、
ふぅ~~~!と香りを吸い込むと、一気に自分やその場のオーラが変る気がします。

また、個人セッションやセミナーをする前の、オーラシールドにもパワーを発揮してくれます。

この香りの不思議なところは、"高貴な気分"で居たい時にも向くのに、
"かわいらしさ"も一緒に演出してくれるところです。
"無邪気さを内に秘めた貴婦人"といったところでしょうか?

男性から女性へのプレゼントにもお勧めの自信作です。


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あとの2種についても、追々書いて行きたいと思います。
あ~、ハーブパウダーについてのリクエストもあるのでした。
今週は、おかげさまで、キネシオロジーのセミナーやセッションの予定が続けて入っているので、ぼちぼちと、できるだけ書くようにしますね。




2005年2月21日月曜日

エネルギー浄化

エネルギーに被爆しやすい私。
なんだか異様に疲れるので、 ちょっと強めの浄化スプレーを作ってみました。

いつもだと、ジャスミンウォーターで、かなりすっきりするのですが、今回はちょっとおっつかない感じ。
なので、ジャスミンにワイルドのジュニパーベリーを1:1でブレンド
たったこれだけ?
はい、たったこれだけです。これを惜しげなく、自分にも、部屋にも、何度でも、しっかりスプレーします。
私的には、つかれやすい頭の後ろ、肩の集中的に使います。

フローラルウォーターって、エッセンシャルオイルとはまた大きく違ったバイブレーションを持っています。
エナジェティックな面では、単体でもかなりパワーを発揮してくれるのがフローラルウォーターだと感じています。
ですので、用途によっては、やたらとブレンドしすぎるのも考え物なのですね。

シンプルですが、私の強い味方です。

[関連]
ジャスミン ウォーター
ジュニパーウォーター ワイルド




2005年2月7日月曜日

エッセンシャルオイルの光毒性

光毒性について。

ある講師の方から光毒性についてお問合せを受けました。

授業で光毒性の話をしたところ、
A社のセミナーの資料に「オレンジ、マンダリン、タンジェリンは光毒性なし」
と記載してあると生徒さんが見せてくれました。
確かに、欧米の文献ではマンダリン、タンジェリンOKと書いてあるものも見たことがあります。
B協会はオレンジのみOKと言っています。
そんな話をしたら、C社のスクールに通っている方が「私はオレンジ以外はだめ、と教えてもらいました」と。

たしかに、色々な記述・情報があります。
どうしてそうなっているのか、ちょっと調べてみました。

どうやらキーは、
*IFRAにより推奨されるベルガプテンの安全許容濃度は0.0015%。(精油の科学)
かと思われます。
IFRAというのは、アロマセラピーの団体ではなく、スイス・ジュネーブに本部を置く香料製造業団体です。ここが出したこの数値の解釈により、多少記述がまちまちになっているのではないかと。


オレンジ スィートも、マンダリンもタンジェリンも、
フロクマリン類は含んでいます。
(いろいろ調べましたが、正確な濃度は見つけられませんでした。)
光毒性が強いとされているエッセンシャルオイルは、
エッセンシャルオイル自体のベルガプテンの含有量が多い為、使用しないようにとされているものですが、含有量により**%までに抑えるように・・・といっているわけで、いずれもその目標値は0.0015%に抑えることであると。

ということから考えると、
オレンジスィート、マンダリン、タンジェリン
についても、「全く安全」と言い切ってよいものか?
むしろ、朝のスキンケアに使いたいなら、できるだけ薄い濃度で、
1滴程度にね(・・といっても、濃度が問題ですが)
と言うことになるでしょうか。


ちょっと検索してみますと、FCFベルガモットのベルガプテンの濃度を明記し(本当か?)、その安全性をうたっているメーカーもありまた。

オーストラリアのアロマの第一人者の一人は、
FCFといえども、完全除去は実質無理。
また、ベルガプテンを除去することで、他の成分構成が変ることになり、そのあたりが不明であることから、FCFの使用を引き止めています。


ところで、石けん、シャンプーなど、洗い流すものであれば、ベルガモットなどを含んでも良いという記述もあります。
しかし、そう書かれている「精油の安全性ガイド」によりますと、光毒性は、最初の1時間が増加の一途、その後2時間ピークを持続、さらにその後8時間かけて減退すると記述されています。
使用方法にもよりますが、一旦肌に吸収されてしまえば、水で洗い流しても肌への残留はあると考えるのがベターかと。
オイルマッサージに比べ、石けん・シャンプーなどの方が軽いようにも感じますが、頭皮の吸収度は、たしか全身で最も高かったように記憶しています。

ですので、ただ単に「使用可能」とするのではなく、「一定の濃度を守る限り使用可能である」というのが、厳密には正しいかと。

オーストラリアのアロマ化粧品メーカー(日本にも出ています)の石けんにも、洗顔にもベルガモット、ライム、マンダリンを使っているメーカーがあります。
えーーーー!と思いつつも、試しにシドニーにてトラベルセットを使用。
1週間もするとどうも日焼け状態で、顔が黒くなってきました。
即使用中止。
通常のものに切り替え、ビタミンCクリームでせっせと白!?に戻した経験がありました。
4-5年も前の話ですから、今は成分も濃度も変っているかもしれませんが。

オゾンホールが開いていて世界で最も紫外線が多いと思われ、皮膚がんへの意識も高いオーストラリアのアロマティックコスメのメーカーは、意外にこれらの精油をバンバン使います。多分、使用濃度に対するリサーチはかなり進んでいると考えられますが・・・
各精油が含む成分が、確実な0.0何%まで把握しきれない個人で楽しむアロマティック コスメに関して、私自身は、石けん・シャンプーへの使用も、あまり信用していませんし、お勧めできません。


もう1点。この方から送っていただいた文書に、
「ベルガモット、グレープフルーツ、ビターオレンジ、ライム、レモン以外の柑橘系の精油が含んでいるフロクマリン類は光毒性のないフロクマリン類です。」
と書かれているものがありました。
いろいろ調べてみましたが、なんという成分がそれにあたり、どの精油が何%含んでいるのか、見つけられませんでした。
もしご存知の方がありましたら、是非教えていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


[参考]各文献から。
■「精油の安全性ガイド
 最大使用可能濃度
  アンジェリカ ルート0.78%
  ベルガモット 0.4%
  グレープフルーツ 4%
  レモン(圧搾) 2%
  ライム(圧搾) 0.7%
  オレンジ ビター 1.4%
  タジェット 0.05%

 マンダリン、オレンジ スィート
、タンジェリン、レモン(水蒸気蒸留抽出)、ライム(水蒸気蒸留抽出)には光毒性はなし。
 ベルガモット 0.5%希釈液では光毒反応を起こさず。
        1%濃度っで8時間後なら安全。
        2.5%濃度で10時間後なら安全。
        15-20%では12時間以上でも光毒性反応を引き起こす力がある。

■「ヘルスプロフェッショナルのためのアロマセラピー」
 ほぼ上記に同じ。

■「クリニカル アロマテラピー
 光毒性があるので使用を避けるもの
 アンジェリカルート
 ベルガモット
 少量の光毒性があるもの。
 レモン、ライム、オレンジ ビター
■Nature Care Collage text(私が通ったシドニーの学校のテキスト)
 強い高毒性があるもの
  アンジェリカルート、ベルガモット、ライム、オレンジ ビター
 マイルドな光毒性があるもの
  グレープフルーツ、レモン、マンダリン、オレンジスィート、タンジェリン。
  (レモン、ライムは、圧搾法・水蒸気蒸留法いずれもマイルド)


最後に、この調査のきっかけを作ってくださったY先生に感謝いたします。




2005年2月1日火曜日

自然とアロマセラピーの共存

昨日の朝日新聞(web)から。

香りと音楽、トイレでリラックス TOTOが新製品

なんでも"自動"というのが日本的だなぁと思う一方、そういう環境に慣れてしまうと、他に行けなくなるのでは?と妙な心配もするもしたりします。
トイレ、玄関、靴箱、お部屋etc.色んな消臭剤や香り製品が氾濫し、気がつくと化学合成の"いい香り"に慣らされてしまているかも?

個人的には、普通の部屋に香りをつけるのはあまり好きではありません。
ですので、普段は、ほとんど香りを使いません。

こんな仕事をいるのに?
と思われるかもしれませんが、日常的にいつもいつも何かの香りにさらされていると、人間の鼻はだんだん感度が落ちていってしまいます。
そして、本来"危険探知機"でもあるこの鼻が、いざという時、危険な香りを感じなくなっては困るのです。

せっかくオーストラリアの自然の中で暮らしているのだから、自然の香りをできるだけ楽しみたいというのもあります。
そういうと、じゃ日本は・・・ということになりそうですが、
日本を出てみて気づいたことは、「なんと四季の美しい国であったことか」ということ。
四季折々の景色、色、風情が、日本には実にはっきりとあるのです。
日本のカレンダーを眺めていると、

一月 お正月 松の香り
二月 雪の香り
三月 梅の香り
四月の桜の香り
五月の菖蒲の香り
六月のじめっとした梅雨のにおい、アジサイの花
七月・八月の海やプールのにおい。ひまわりの花
九月のお月見・・・団子のかおり(^.^)
十月のきんもくせいの香り
十一月の紅葉した山、落ち葉の香り
十二月の冷えて張詰めた空気の香り

・・・、あまり根拠無く書いていますが(^^;)、それでもこのくらいすぐ思いつきますし、それぞれの香りが思い出されます。

確かに、今の時代、必ずしも身近にそんな香りがすべてあるとは言いませんが、それでも、そこそこ近くにこれだけの香りの移り変わりを楽しめる国なのです、日本って。

シドニーにも、花の季節はそれぞれにありますが、日本ほど四季ははっきりしません。
でも、日本では開発のためにじゃんじゃん切り倒されている何百年もの年輪を持つ大きな木がいたるところにあります。
そして花があり、鳥があつまり・・・
そんな自然の営みの香りを押しのけてまで、
わざわざ生活に香りをつける必要があるのだろうか?
とふと思うときがあります。

エッセンシャルオイルは天然の香りです。
けれど、身の回りにある天然の香りを楽しむこともまた"アロマセラピー"
トイレなど必要なところ、あるいは、身体や心、美容のために目的を持って使う香りには、もちろん天然の香りであるエッセンシャルオイルを使いたいと思います。

身の回りにある天然の香りと、自分で意図を持って使う天然の香り。
上手に共存できるといいなと思っています。




2005年1月30日日曜日

花粉症・・・ですか?

花粉症が話題になり始めていますね。
今年は花粉が多いとか。
そう言われれば、どうも私も花粉症のような気が・・・してきませんか?
情報に引っ張られないでね~


さて、以前お話した"分散剤"。
エッセンシャルオイルを使ったスプレーを作るときにも大活躍です。

ユーカリ オーストラリア(ラディアタ) 10滴
ティートリー 10滴
ラベンサラ 5滴
分散剤 12.5ml(250滴)
をしっかりブレンドし、最後に
カモミール ジャーマン ウォーター を全部で50mlになるように。
小さなスプレーボトルに入れてバッグに忍ばせておくと、いつでもどこでもべんりです。
ウォーターは、蒸留水でもいいのですが、
せっかくなので精油だけでなくフローラルウォーターも使っては?と。
ティートリーウォーターやカモミール ローマンウォーター、ブラック スプリュースウォーターでもいいですね。

小さなお子様の予防であれば、フローラルウォーターだけのブレンドも便利。
なお、ペパーミント、ユーカリウォーターは4歳未満のお子様には禁忌です。

このスプレーは、ちょっとアレルギーっぽい時、風邪を引いた時のお部屋の浄化などにも使えます。


この他、花粉症には、ジェルにエッセンシャルオイルをブレンドしたものを鼻に塗るというのも便利です。
鼻に直接香りを入れてしまうのですね。
ジェルだとべたつかないし、濃度調節もできますし、ブレンドも可能。


もっと手軽に・・・と思う人は、
ティシュを4つに折ったその角にティートリーかユーカリ ラディアタを1滴。
エッセンシャルオイルを落とした部分が内側になるようティシュを細長く折って、
そのまま鼻の穴へ入れては大きく息を吸う(^^;)
大胆ですが、脳へも肺へも刺激は最大です。
(子供には刺激が強すぎますので、向きません。)

本当は、これに近いことができるスティック ボトルを見つけたのですが・・・
高くなりすぎて販売断念したのでした。


[関連情報]
ユーカリ オーストラリア(ラディアタ)
ティートリー
ラベンサラ
分散剤
フローラルウォーター
ミニスプレーボトル
ジェルベース




2005年1月29日土曜日

新しいおもちゃ!?

poqueなるものを見つけたので、貼り付けてみました。

最初は、間延びしたへんてこな画像で出るかと思いますが、"エントリーリスト"の右横をクリックすると、最近のタイトル一覧になります。
綺麗な写真をたくさんアップしているblogだと良かったのですが・・・
まだ、写真は少ないですからね~

その上、デジカメが壊れてしまって、今写真が撮れません(>_<)
新しいデジカメは、どう考えても日本製が良いですし、それなら日本から買いたいですし・・
(日本で買った方が良い機種が安く手に入るので)
ということで、ちょっと時間がかかるかもしれません。

それまで、文字でがんばりますね。